結び目:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
結び目
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結び目

2010年6月26日公開、91分、恋愛
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禁断の関係を結んだ中学生と教師。それぞれ結婚し別の道を歩んできた2人だったが、偶然の再会から愛を再燃させる。ほろ苦く甘美な、大人のラブストーリー。監督は、「童貞放浪記」の小沼雄一。出演は、映画初主演となる劇団黒色綺譚カナリア派主宰の赤澤ムック、「ポチの告白」の川本淳市、「愛のむきだし」の広澤草。

ストーリー

結婚を機に、地元である平凡な地方都市に戻ってきた絢子(赤澤ムック)は、認知症で満足なコミュニケーションもとれない義父・将司(上田耕一)の世話に追われ、夜は夫・雁太郎(三浦雅己)の相手をする日々。単調な生活のなか、満たされない想いを抱いていた。ある日、絢子はクリーニング店に洋服を預けに行く。そこで、14年振りにかつての恋人・啓介(川本淳市)と再会する。当時、中学生だった絢子と教師だった啓介は恋に落ちた。純粋な気持ちから始まった関係だったが、小さな町で噂はすぐに広がり、啓介は教職を追われた。現在、啓介はクリーニング職人として、妻・茜(広澤草)とささやかながら幸せな暮らしを築いていた。しかしその日を境に、2人の日常は一変する。啓介は、絢子のニットのクリーニングを仕上げると、そこに赤いリボンを忍ばせる。それは、2人が逢瀬を重ねた森で、自分が待っていることを知らせるために絢子が木に結んでいた印だった。絢子はそれを見ると、今の啓介をつくったのは自分だと確信し、彼女のなかで何かがはじける。絢子の甘い記憶は暴力的な衝動となり、啓介もそれに応える。理性が崩壊し、情念が限界を越えた2人は、新たな官能に達する。

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作品データ

製作年
2009年
製作国
日本
配給
アムモ
初公開日
2010年6月26日
上映時間
91分
製作会社
アムモ
ジャンル
恋愛


[c]キネマ旬報社