醜聞殺人事件:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
醜聞殺人事件
醜聞殺人事件
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醜聞殺人事件

1954年9月21日公開、98分
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「ドン・ファンの冒険」のヴィンセント・シャーマンが製作、監督す1952年度のエキゾチック・メロドラマ。「ギルダ」のヴァージニア・ヴァン・アップがバーン・ギラーと共作したストウリイから「欲望という名の電車」のオスカー・ソウルがジェームズ・ガンと協同脚色。撮影は「素晴しき哉、人生!」のジョセフ・ウォーカー、音楽監督はモリス・W・ストロフとジョージ・ダニングが担当する。「雨に濡れた欲情」のリタ・ヘイワースが「カルメンの恋」以来のグレン・フォードと組んで主演、以下アレグザンダア・スコービイ、ヴァレリー・ペティス、「魔術の恋」のトリン・サッチャー、「コンクリートの中の男」のカレル・ステパネック、ハワード・ウェンデル、ジョージ・ヴォスコヴェックらが助演する。

ストーリー

南米トリニダッドでアメリカ人画家ニール・エマリイの死体が発見され、英国警部スマイス(トリン・サッチャー)らは自殺と断定した。被害者の妻クリス(リタ・ヘイワース)はクラブの歌手をしている情熱的な女、夫婦間はうまくいっていなかったもののさすがに夫の死を聞くと驚いたが、彼女はそれが他殺であることを知っていた。秘密裡に捜査は開始され、被害者の背後にある金持ちファビアン(アレグザンダア・スコービイ)が浮かび上がった。彼が国際スパイ団の首領だということも分かった。スマイス警部は彼に悟られぬために、クリスに自殺説を主張させながら彼に近づける策をとった。被害者の兄スティーヴ(グレン・フォード)はかねて弟から呼ばれて当地へやって来たがこの事件を知り、他殺を信じただけに弟嫁の自殺説は歯がゆい限りだった。2人は会うたびに喧嘩し、そしてその争いの中からは新しい愛が生れて行った。その後クリングマンというレーダーの権威が殺され、スティーヴも凶漢に襲われた。彼の身を案じたクリスはことさらファビアンに接近、スティーヴはまたそれを誤解して、2人の仲は険悪になるばかりであった。ファビアン邸のパーティの夜、クリスはファビアン一味の陰謀を盗み聴き、しかもそれが見つかって監禁されてしまった。一味は彼女を連れて高飛びしようとしたのだ。急をきいて駆けつけたのはスティーヴであった。スマイス警部らも一斉に踏み込み、かくてスパイ一味は一網打尽に検挙された。数日後、トリニダッドを去るクリスとスティーヴは既に誤解もとけて、2人の前には明るい生活が待ち受けていた。

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作品データ

原題
Affair in Trinidad
製作年
1952年
製作国
アメリカ
配給
コロンビア映画会社
初公開日
1954年9月21日
上映時間
98分
製作会社
コロンビア映画


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