路地裏のコッペリウス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
路地裏のコッペリウス
路地裏のコッペリウス
-

路地裏のコッペリウス

2011年2月5日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

哀しくも美しい、母と娘の物語を描くオムニバス・ストーリー。監督は、Vシネマ『真田くノ一忍法伝 かすみ』シリーズのかわさきひろゆき。売れない小説家が出会った盲目の少女と不思議な人たちを描く「織絵篇」、しゃべる人形たちが暴く母と娘の確執を描く「季江篇」、娘が母の自殺の真相を探ろうとする「伸子篇」の3篇。

ストーリー

「織絵篇」田舎から出てきて大学を卒業した日暮(前田広治)は、売れない小説家生活を送っていた。日暮はある日、盲目の少女・織絵(井野戸芙美)と、その周りの不思議な人たちと出会う。彼らとの出会いをきっかけに小説を書けるようになった日暮は、夜な夜な織絵の幻想を見るようになる。しかし、あったはずの織絵たちの店は無くなっており、日暮は困惑する。「季江篇」ルンペンの女・季江(清水雅子)には、人には見えないものが見える。今は廃屋となった織絵のいた店を住み家とし、2体の人形と暮らしている。人形たちは季江に、あんたの大好きな母さんが来ていると語り出す。季江は母の存在を認めていないが、次第に彼女の過去の姿と、母と娘の確執が暴かれていく。「伸子篇」佳代(上野夕貴子)は母・伸子(SATOMI)が自殺した真相を探るために、母が生前暮らしたアパートへやってくる。そこには、母から人形を預かったという季江がいた。母と娘の行き違いがもたらす悲劇だが、人が人を思いやる心が、人形の目を通して優しく描かれていく。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
オカシネマ=プチルピリエ
初公開日
2011年2月5日
製作会社
オカシネマ=プチルピリエ


[c]キネマ旬報社