すてきなジェシカ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
すてきなジェシカ
すてきなジェシカ
-

すてきなジェシカ

1962年公開、コメディ
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

シシリー島のある町に若く美しいアメリカ女性が住みついたことから起こるセックス・コメディ。フローラ・サンドストロム原作の「ポント・クラリーの助産婦」をエディス・ソマーが脚色、イタリアのオレステ・パレラが監督した。撮影はピエロ・ポルタルピで、実際のダグロ村にオール・ロケを行なっている。音楽はマリオ・ナシンベーネ。作曲をマルグリット・モネ、作詞をダスティ・ネグレスコが担当している。製作は「島の女」の監督、ジーン・ネグレスコ。出演者は「リオ・ブラボー」のアンジー・ディッキンソン、「ハンニバル」のガブリエレ・フェルゼッティ、「ファニー」のモーリス・シュヴァリエ、「西部開拓史」のアグネス・ムーアヘッド、「鉄道員」のシルヴァ・コシナ「四時の悪魔」のマルセル・ダリオ、「賭はなされた」のノエル・ノエルなど。

ストーリー

イタリア人医学生と恋仲になったアメリカ娘ジェシカ(アンジー・ディッキンス)は結婚式をあげに彼の故郷のシシリー島へやって来た。新婚旅行に出かける寸前、新夫は自動車事故で急死、若い未亡人はダグロの町に助産婦として住みこんだ。彼女が颯爽とスクーターを乗りまわす時、町中の男は仕事を忘れて見とれ、アントニオ神父(モーリス・シュヴァリエ)は一騒動起こらねばと心配した。頑固なクルピー爺さん(ノエル・ノエル)も彼女の大ファンになった。町中の男がジェシカにいかれた時、女房たちの嫉妬は絶頂に達し、マリア・ロンバルト夫人(アグネス・ムーアヘッド)の音頭とりで、ギリシャの故事にならって、夫たちにセックス・ストライキを決行することにした。そうすれば子供が出来ないのでジェシカの商売も上ったりになるという深謀遠慮も含まれていた。彼女にご執心だったジャニーの結婚式の時男たちはジェシカをめぐって大乱闘を始め、彼女は見知らぬ男と裏庭へ逃げた。男は戦争の傷手で世間嫌いになった大地主ラウモ(ガブリエル・フェルゼッティ)で初めて会ったジェシカに心を惹かれて、漁夫と偽って彼女に接吻した。町中の女たちが自分を追放しようとしてラウモまでそれに加担しているのを知ってカッとなったジェシカは、こんな所にいてやるもんかと荷造りをはじめたところへクルビー爺さんの臨終の知らせ。駆けつけたジェシカにみとられて爺さんは息を引き取った。がっかりしてジェシカが家に帰るとラウモが非を詫びに訪れた。ジェシカが彼の逞しい胸にとびこんだのは言うまでもない。アントニオ神父の教会に出席する2人を祝福する夫人たちのお腹は揃って大きい。たとえラウモ夫人になってもジェシカの仕事は忙しいことだろう。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Jessica
製作年
1962年
製作国
アメリカ イタリア フランス
配給
ユナイテッド・アーチスツ
初公開日
1962年
製作会社
ディア・フィルム・プロ=アリーネ・フィルム映画
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社