スピードに命を賭ける男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スピードに命を賭ける男
スピードに命を賭ける男
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スピードに命を賭ける男

1955年5月13日公開、88分
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「デジレ」のジュリアン・ブロースタインが1955年に製作した、オート・レイサーの物語。ハンス・リューシュの原作から「楽園に帰る(1953)」のチャールズ・カウフマンが脚色、「悪の花園」のヘンリー・ハサウェイが監督、「折れた槍」のジョー・マクドナルドが撮影を、「デジレ」のアレックス・ノースが音楽を担当した。「星のない男」のカーク・ダグラス、「エジプト人」のベラ・ダーヴィ、「海底の黄金」のギルバート・ローランド、「ヴェラクルス」のシーザー・ロメロ、「波止場」のリー・J・コッブ、「折れた槍」のカティ・フラドー、「情事の終り」のチャールズ・ゴールドナー、「楽園に帰る(1953)」のジョン・ハドソン、ジョージ・ドレンツなどが出演する。

ストーリー

もとバス運転手ジーノ(カーク・ダグラス)と相棒のピエロは自 製の競争用自動車でナポリのグラン・プリ・オートレイスに参加した。このレイスには自動車工場の支配人マリオに雇われているデッローロ(ギルバート・ローランド)やカルロスなど各地から一流レイサーが集まっていた。最初のレイスでジーノは犬をよけようとして塀に衝突、車を滅茶滅茶にしてしまったが、犬の持主でバレエ・ダンサーのニコオル(ベラ・ダーヴィ)と親しくなり、ニコオルはモンテカルロのカジノでもうけた金で車を買い、ジーノに贈った。ジーノはこの車で出場したレイスでデッローロを破り、腕をみとめられてマリオに補欠選手として雇われた。そして各地のレイスに参加し、ついにイタリア・グラン・プリ・レイス出場の機会を掴んだが、このレイスで彼は不幸車をこわし、左脚を折った。しかし、恢復後は不自由な脚にもかかわらずガムシャラに一流選手にのし上った。あるレイスで少しの差でジーノに敗れたフランスの選手ミシェルはニコオルに恋するようになった。カルロスの引退レイスが行われたとき、ジーノは事前の話し合いを無視してカルロスを妨害し、1着を狙ったが、ミシェルが1着、彼は3着に落ち、このため彼はニコオルを失ったばかりかカルロスやデッローロの友情をも失った。その後ジーノは出場毎に調子悪く、パリに姿を消してニコオルとヨリを戻そうとしたが、彼女はミシェルを愛しているといって拒んだ。やけになったジーノはイタリア・グラン・プリ・レイスに再び出場することになっていたが、このレイスにはミシェル、デッローロも参加しており、ピエロから知らされてニコオルも心配してレイスを見に来た。レイスがあと5周でゴールとなったとき、デッローロの車が転覆した。これを見たジーノは車の下からデッローロを救い出した。そして観客席のニコオルに手をふって、マリオがレイスを断念しろというのもきかず、ミシェルの車を追うのだった。

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作品データ

原題
The Racers
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス極東会社
初公開日
1955年5月13日
上映時間
88分
製作会社
20世紀フォックス映画


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