滑れケリー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
滑れケリー
滑れケリー
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滑れケリー

1927年公開
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「囁きの小径」「大学のブラウン」等出演のウィリアム・ヘインズ氏主演の野球劇で、テイ・ピイ・ヤンガー氏のオリジナル・ストーリーによってエドワード・セジウィック氏が「海上将軍」「燃ゆる戦線」等と同じく監督したものである。ヘインズ氏の相手役は「雷親爺」「競売台」出演のサリー・オニール嬢で、そのほか「ビッグ・パレード」出演のカール・デーン氏、昔時ユ社で鳴らしたハリー・ケイリー氏、ワーナー・リッチモンド氏、ジュニアー・コーラン君、グィン・ウィリアムス氏等が出演する。

ストーリー

汽車はフロシダ指して走っている。それに乗っているジム・ケリーは職業野球団ニューヨークヤンキー軍の一人で、生意気で、自惚れているが、腕は確かな投手である。彼は余り良い気になってはしゃいでいる内に近づきになった女掏摸に懐中物を抜き取られた。汽車はフロリダに着いた。ジムは汽車から降りると素敵な一女性に出会う。が、この女はなかなか大したものであってジムは見事一本お面を取られる。一時はポカンとしたが、気を取り直した彼はミッキーという等無しの少年を道連れにして仲間のいるところへ出かけて行った。さて、ベース・ボール・チームの生活、それは陽気で、楽しい、元気一杯なものであった。が、生意気で、自惚れの強いジムは一同に敬遠されてしまった。でもジムはそれに気を止めず捕手の娘を親しくしていた。この娘というのは、いつぞやフロリダの駅で出会った娘であった。いよいよ野球戦の日が来た。ジムはよくしくじった。それがもととなって娘は気を悪くする。仲間は離れていく。そのうえ、ミッキーまでも去ってしまった。そしてジムには孤独の日が、淋しく続いていった。が、やがてヤンキー軍苦戦の秋が来た。そうなると、チームの方では是非にもジムに出場してもらいたかった。またジムにしても出場さしてもらいたかった。そしてジムは、いよいよ願いかなって晴れのフラウンドに経った。愛人やミッキーの期待に燃ゆる眸を感じた時、ジムの心は勇躍した。そして彼は、最後の危機に素晴らしい安打をかっ飛ばした。そして彼は見事に滑り込みに成功した。彼は勝った。味方はドッと歓呼の声をあげた。

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作品データ

原題
Slide, Kelly, Slide
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーティスツ支社
初公開日
1927年
製作会社
メトロ・ゴールドウィン・メーヤー映画


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