ドニー・イェン
チェン・ジェン
『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが演じ、後にジャッキー・チェンやジェット・リーも演じた伝説のヒーロー“チェン・ジェン”の知られざるエピソードをつづるカンフーアクション。彼らに次ぐ香港のアクションスターとして人気のドニー・イェンが主演だけでなく、アクション監督も務め、迫力満点のバトルシーンが披露する。
※結末の記載を含むものもあります。
第1次大戦後の1925年の上海。様々な国の思惑が交差する街で、極秘裏に日本軍へのレジスタンス活動を行うチェン・ジェンは上海一の権力者であるナイトクラブのオーナーに近づき、彼の協力を得ようとする。ところが、日本軍が反日中国人を処刑することを発表。チェン・ジェンは映画のヒーローを装い、彼らに立ち向かう。
チェン・ジェン
キキ
リウ・ユティエン
ホアン警部
曾将軍
力石毅
力石剛
佐々木
Qi Zhishan
ウェイウェイ
チー・ティエンユアン
フーハイ
ダーバオ
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ブルース・リー版ドラゴン怒りの鉄拳から連綿と連なる「怒りの鉄拳」シリーズ正統後継作品です。もちろんネタ本は同じですから、全体の流れに強烈な新鮮味はありませんが王道を踏まえたキッチリした作品です。 ブルース版は強烈な殺気と鬼気迫るアクションの印象が際立っていましたが、ドニー版は特級品のアクションを配した上で柔らかく哀愁に満ちた“嘆きの拳”の味がするシットリした仕上がりの秀作です。