流れる雲よ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
流れる雲よ
流れる雲よ
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流れる雲よ

2011年7月16日公開、115分、社会派
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ラジオから流れてきた不思議な放送で日本が間もなく敗戦することを知り、苦悩する特攻隊員の姿を描いたラジオドラマ『ひこうき雲』の舞台化作品『流れる雲よ』を、演劇シネマとして映像化。出演は、ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』の清水良太郎、ドラマ『桂ちづる診察日録』の三浦孝太。脚本は草部文子。演出は伊勢直弘。

ストーリー

昭和20年夏、日本の戦況は日増しに悪化していき、最後の抵抗戦が行われていた。そんななか、幼馴染みの坂本光太郎(清水良太郎)と中原正人(三浦孝太)は、鹿児島の航空隊で7年振りに再開を果たす。正人は腕のよい整備士に、光太郎は飛龍興武隊の特攻隊員になっていた。飛龍興武隊には、母親がアメリカ人である天野中尉、身重の妻を残してきた後藤隊長、整備不良で何度も帰還している竹山少尉、職業野球の選手を目指していた稗田少尉と大漉少尉、実家が写真館の毛利上等飛行兵曹、文学青年の赤沢利夫少尉、広島から来た少年飛行兵の喜多島一等飛行兵曹、シャボン玉が好きな青木一等飛行兵曹の全10名が所属していた。光太郎は訓練の合間に、正人のラジオを聴く。すると軍事ニュースに混じって、坂本未来という女性が話す放送が聴こえる。その“暴走族のカミカゼ特攻隊”や“ニューヨーク貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ”という訳の分からない内容に、光太郎と正人は謀略放送かと疑う。しかし、毎晩同じ時間に流れるその番組を聴くうち、それが未来の電波であることに気づく。そのラジオは、昭和20年8月15日に日本が負けて戦争が終わると放送する。本当にもう少しで日本が負けるのなら、自分たちはなぜ死を選ぶのか、光太郎は悩む。誰にも相談できないまま時間は過ぎていき、光太郎たちの部隊に特攻命令が下る。正人は光太郎の制止を振り切り、隊長たちに未来からの電波のことを報告する。

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作品データ

製作年
2011年
製作国
日本
配給
アトリエッジ
初公開日
2011年7月16日
上映時間
115分
ジャンル
社会派


[c]キネマ旬報社