タンタンと私:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
タンタンと私
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タンタンと私

2012年2月4日公開、75分、ドキュメンタリー
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世界中で愛される人気コミックシリーズ『タンタンの冒険』の生みの親であるベルギーのコミック作家エルジェの生涯と、タンタン・シリーズに込められた本当の意味を、1971年にフランス人学生が行ったインタビューをもとに探るドキュメンタリー。監督は、「ビルマVJ 消された革命」のアンダース・オステルガルド。

ストーリー

世界中で愛されている少年のキャラクター、タンタンは、ベルギーのコミック作家エルジェによって生み出された。世界50カ国以上に翻訳され、2億5千万部以上が販売されている人気コミック『タンタンの冒険』シリーズは、スティーブン・スピルバーグ監督の「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の原作となり、また世界的に有名なフランスの漫画家メビウスもタンタンの大ファンであることを公言している。友達思いの少年記者タンタンは、知恵と勇気で難問題を解決し、ソビエト、中国、チベット、南米、海底や月まで冒険の旅をする。そんなタンタンは、デスクで漫画を描いているエルジェにとって理想の姿だった。1971年、エルジェに、あるフランス人学生がインタビューを申し込む。そのインタビューを記録したカセットテープは、ずっと人目につかない場所に保管されていた。エルジェは、タンタン・シリーズに時代の空気を投影させてきた。そのため単なる子供向けのコミックにとどまらず、20世紀の苦悶の歴史を映し出している。だがエルジェはドイツ軍占領下でも仕事を続けたため、ナチスの協力者という批判を受けていた。また妻以外の女性と恋に落ち、カトリック信者のエルジェは激しい罪悪感に苦しんだ。こうした私生活での窮境も、タンタンのストーリーに影響を及ぼしているのか。30年以上前の未公開インタビューをもとに、エルジェの生涯と、タンタン・シリーズに込められた本当の意味を紐解いていく。

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予告編

2012/1/30(月)更新

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作品データ

原題
Tintin et moi
製作年
2003年
製作国
デンマーク ベルギー フランス スイス スウェーデン
配給
アップリンク
初公開日
2012年2月4日
上映時間
75分
製作会社
Angel Films=Finlands Svenska Television
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]2011 Angel Production, Moulinsart
[c]キネマ旬報社