マイケル・ファスベンダー
ブランドン
セックス依存症の男と自殺癖のある妹。2人の姿を通して、人間の底知れぬ孤独を扇情的にえぐり出す。新進気鋭の映像作家スティーヴ・マックイーン監督が放つ衝撃作。ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞した主演のマイケル・ファスベンダーと、赤裸々なシーンに挑んだキャリー・マリガンの鬼気迫る演技に鳥肌が立つ。
※結末の記載を含むものもあります。
ニューヨークに暮らすエリート独身ビジネスマンのブランドンは、仕事以外のすべての時間をひたすらセックスに費やしている。そんな彼のもとに、妹のシシーが転がり込んできた。常に恋愛をしていなければ気がすまない彼女はまた、リストカットの常習者でもあった。異様な同居生活の中、2人は激しく衝突する。
監督、脚本
脚本
撮影
編集
美術
衣裳デザイン
音楽
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
共同製作
[c]2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute [c]キネマ旬報社
女優の濡れ場は体当たり演技と評価されることが多いが、男優の場合はどうなのでしょうか。ヴェネチア国際映画祭男優賞は取ったけど。 ホワイトカラー層で周囲からみれば独身を謳歌しているとしか見えないブランドン。なぜセックス依存症に?心が空っぽ。オーガムズに達しても体は満ちても心は空虚のまま。ワン・ナイト・ラブですらない。 そんな時心を引っ掻き回す妹がやって来る。深入りされると猛烈に腹が立つ。彼は本当は一体何をしたい?お金も地位もあるが、何をすれば満たされる? 満たされないのは妹も同じ。何度もあるリストカット。彼女の自殺未遂でブランドンははっとする。世間体では大人でも精神的には成長しきれてない自分。今までの自分をリセットせねば。 しかし、マリガンがフルに歌うシーン、イマイチ心に響かない。結構重要な要素だったんだが、残念。