バンバン・クラブ 真実の戦場|MOVIE WALKER PRESS
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バンバン・クラブ 真実の戦場

2012年3月10日公開,108分
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実話に基づいた、内戦中の南アフリカで活動した4人の戦場カメラマンの奮闘を追う。「アメリカを売った男」のライアン・フィリップ主演。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1990年、内戦が続く南アフリカ。戦場カメラマンのグレッグたち4人は、南アフリカの人種差別政策「アパルトヘイト」が終結する過程で起こった南アフリカの人種差別政策「アパルトヘイト」が終結する過程で起こった紛争を、突入しては、生々しい写真を撮り続けていた。命知らずの彼らは“バンバン・クラブ”と 呼ばれ、世間の注目を浴びることとなる。そしてある日、壮絶な市街戦に遭遇し・・・。

作品データ

原題
The Bang Bang Club
製作年
2010年
製作国
カナダ 南アフリカ
配給
「バンバン・クラブ 真実の戦場」実行委員会
上映時間
108分

[c]2010 Shooting Foundry Film Inc/ Out Of Africa PTY [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    4.0
    2013/1/9

    実話に基づいた、内戦中の南アフリカで活動した4人の戦場カメラマンの映画なんです。 私も昔は、彼らの仕事を理解していなかった。写真撮っている暇があったら、目の前の命、救ってあげてよ!って思った。 でも、違うのよね。 彼らは写真を撮る。だからそこに居る事を黙認されている。勿論安全が保障されている訳じゃ無いから撃たれる事も有るし、命を落とす事も有る。 それでも彼らは何故撮るのか。そして彼らは何故撮らせるのか。戦う彼らには主張が有る。だから、それをちゃんと伝えて欲しいという気持ちも有るんだろうね。 『ホテルルワンダ』って映画を見た時に、次々に帰国する外国人たちの中で最後まで残ったのが報道カメラマン。 彼らも最後には帰国命令が出るんだけど。そんな彼らに向かって、逃げ隠れしている現地のアフリカ人が言うの。 あなたたちの撮った映像を世界中の人が見る。きっと助けが来る。ありがとう・・って。 でもカメラマンたちは知っている。大変。可哀想・・そう言って皆チャンネルを変えて忘れてしまうんだ‥って。 だから私は、目を背けちゃいけないんだ‥って思った。 現実を知って、出来ることをしないと‥って。手を差し伸べられるのは、安全な平和な場所に居る、私たちなんだ‥って。 カメラマンは、その場で、悲惨な現実を目の当たりにして、手を出しちゃいけない。非難をしたり肩入れしちゃいけない。 勿論、その場で命が危険にさらされる・・と言う問題もあるけれど、どちらかの恨みを買えば、カメラマンも安全ではなくなる。本人だけじゃなく、戦場カメラマンの存在自体が危うくなる。 私たちは真実を知ることができなくなる。 だから彼らは、目を背けたくなる現実を前に、冷静に現実を切り取って届けてくれる。 でも、その写真が社会に認められても、報われる訳じゃ無い。彼らの心にのしかかる精神的負担は相当な物なんだな‥ 彼らがどうして戦場カメラマンになるのかはわからないけど、私たちは安全な場所に居て、彼らが助けなかった命の事で、彼らを責めるべきじゃない。 彼らの伝えてくれたことを元に何かをするべきなんだ‥ 私はそう思っているから、大きなことはできないけど、だから、この映画が好きだわ。

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