
北乃きい
門田清水
長崎原爆資料館の館長で芥川賞作家でもある青来有一の同名小説を、北乃きい&稲森いずみ主演で映画化したヒューマンドラマ。長崎を舞台に、母親と娘というそれぞれに大切な人を亡くし、心に傷を抱えた2人の女性が出会い、再生していく姿が描かれる。監督は実写版『火垂るの墓』で高い評価を得た日向寺太郎。
※結末の記載を含むものもあります。
大学生の清水は平凡だが幸せな日々を過ごしていた。ところがある日、母とケンカし、その夜に母は心臓発作で亡くなってしまう。また、ひとり娘を失った悲しみから立ち直れずにいた砂織は妊娠するも、その子を産む決意ができないでいた。お互いに大切な人を亡くした経験を持つ清水と砂織は、浦上天主堂近くで出会い、心を通わせるように。
[c]2013「爆心 長崎の空」パートナーズ [c]キネマ旬報社