それでも、愛してる|MOVIE WALKER PRESS
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それでも、愛してる

2012年6月23日公開,91分
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ジョディ・フォスターが『ホーム・フォー・ザ・ホリデイ』以来16年ぶりにメガホンを握った、監督第3作となるヒューマンドラマ。ある日突然、うつ病を患った夫と、彼に起きる奇跡、そして、妻や息子たちが抱える心の葛藤を描き出す。メル・ギブソンがうつ病というシリアスな問題に直面した平凡な男をシリアスかつコミカルに熱演。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

玩具会社の2代目社長のウォルターと妻のメレディスは、2人の息子と幸せな毎日を過ごしていた。ところが、結婚20年目のある日、ウォルターは突然、うつ病に。カウンセリングやあらゆる治療を施すも、効果はなく、メレディスは別居を考える。だが、ある晩を境にウォルターのうつ病は消える。ビーバーのぬいぐるみが奇跡を起こしたのだった。

作品データ

原題
The Beaver
映倫区分
G
製作年
2009年
製作国
アメリカ
配給
ツイン
上映時間
91分

[c]2011 Summit Entertainment, LLC and Participant Media, LLC. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    tom

    5.0
    2012/7/29

    なかなかの秀作でした。
    うつ病をテーマにしてますが、
    これまでのうつ病を克服する物語とは
    全く違う視点で進んでいきます。
    ちょっと恐くなるような内容でした。
    うつ病は本人が苦しいのは当然ことながら
    家族をはじめ、周りの人も苦しむことが
    多すぎるんでしょう。
    みんなで支えあっていくことが一番で
    これはうつ病をテーマにしてるけど
    何事にも言えることですね。
    誰かがあなたを支えている。
    そう信じて生きていきたいです。
    メル・ギブソンの難しい役柄をこなした演技に
    久しぶりに感銘しました。
    ラストシーンもグッときちゃいました。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2012/7/28

    夫が、父親が「うつ」になった。現代社会でこんな状況の家族はたくさんいるでしょう。どんなきっかけか不明だが、ビーバーなしでは自分でいることが困難になった。ウォルターはそれがなければ壊れてしまう。それがあるから家族の元にいられる。
    ビーバーのおかげで事業も回復するが、一時もビーバーを手放すことはない。ビーバーの部分を見なければ、完治したようにも見える。しかし、ウォルターちっとも回復していない。
    でもなければどにもならない位、精神が病んでいる。自分の意を人生の節目節目につけず、時間の流れに身を任せた結果がこれである。本当に家族を失いそうな時、身をもってケリをつける。
    男は時としてそんな人生の覚悟が必要なのかもしれない。今までのような家族でなくても、これからの人生に新たな希望を見つけ出せば良い。過去にとらわれるな。目の先に希望が転がっている。
    「マーヴェリック」の2人が全く違った役。ギブソンの疲れ切ったギリギリの役どころは十分、ファスターの期待に添えたでしょう。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2012/6/20

    コレは、元妻へのDV問題等で映画界から干されていたメル・ギブソンに手を差し伸べるために親友のジョディ・フォスターが作った・・と言われているんだよね。

    この映画を語るには、自分の家族の話をしなくちゃいけなくなるから、ちょっと辛い。
    でもそう言う人は沢山居るだろう・・
    今日、試写会のトークショーで、元某TV局のアナウンサーで今フリーという人も話してくれた。
    大変だったよね・・
    でも大変じゃなかった人にあれこれ言われても同調できないわよね。

    大嫌いだった父親の会社を継いで能力もないのに社長となったメレディス。
    魅力的な妻と、二人の息子。
    継いだ会社は傾き、思春期の長男は父親のようになりたくない・・と毛嫌いする。
    そんな中、鬱病になる。無気力で、起き上がれなくなる。
    そこから始る物語。

    彼はビーバーのパペットに出会い、そこに人格を吹き込むことで、やり直そうとした。
    多重人格みたいだ。
    そう言う種類の症状もあるのかもね。鬱病には。

    私の育った家庭は6人家族でその内一人はアルツハイマーにかかり、3人は鬱病にかかった。
    鬱になった一人はアルツハイマーにかかった一人の様に家族に迷惑掛けたくない・・とその人が亡くなった年齢になりその人の法要を終えた直後、首を吊って死んだ。
    勿論理由はそれだけじゃないだろう・・だけど今となっては解らない。

    だからね、私にはこの映画は人事じゃない。とてもリアルだ・・
    先のアナウンサーさんも言っていた。家族だから言ってしまう、責めてしまう、受け入れられないこと、辛いこと・・それが良く解ると。
    私も解る。

    欝で死を選ぶ時って、あんな風なのかな・・
    やっぱり、思いがけず成功してしまうものなのかな・・
    なんで、私の家族は、成功しちゃったのかな・・左手にビーバー付けてでも生きていてくれたら良かったのに・・
    親に似てしまうかもしれない・・でも乗り越えられるかもしれない・・
    避けようとしても似てきてしまうことに苦悩するポーターの苦悩は解るよ。
    兄の死を乗り越えられないノラの気持ちも、解るよ。

    この映画が、そう言う家族を持ったときの、支えになると良いよね・・

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    ネタバレあり
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