ヴァンパイア|MOVIE WALKER PRESS
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ヴァンパイア

2012年9月15日公開,119分
PG12
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岩井俊二が『花とアリス』以来8年ぶりに手がけた長編劇映画は、ヴァンパイアである高校教師と自殺サイトに集う少女たちの不思議な関係を描くラブストーリー。『トランスアメリカ』のケビン・ゼガーズをはじめ、フレッシュなキャストを揃え、カナダを舞台に全編英語で撮り下ろした。自殺願望を抱く留学生に蒼井優が扮する。

予告編・関連動画

ヴァンパイア

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

サイモンは高校の生物学教師。学校では自殺を考える生徒に踏みとどまるよう説得する誠実な教師を演じているが、プライベートでは自殺サイトで出会った女性から血を得ているような男だ。ある日、思いがけず集団自殺に巻き込まれるも、なんとか生き延びる。そして、一緒に逃げ出した女性に自分はヴァンパイアだと告白してしまう。

作品データ

原題
Vampire
映倫区分
PG12
製作年
2011年
製作国
日本=カナダ
配給
ポニーキャニオン
上映時間
119分

VAMPIRE [c]2011 Rockwell Eyes, Inc. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.5
  • rikoriko2255

    5.0
    2018/8/29

    惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語 アルツハイマーの母親を持つ高校の生物教師、そしてヴァンパイアでもあるサイモン。自殺サイトで知り合った女性達に血をもらう。悲しいとかの感情をとっくに通り越した人々の持つ虚無的な空気が美しくて儚くて。とても幸せで、それでいて幸せなんてとっくにない、本当に美しいとしか言えない映画だった。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    potewoods

    2.0
    2012/9/30

    映像が美しいとか、作りが繊細だとか、詩的とか、たぶんそういう形容をされるんだろうけど、(たしかに「そんな映像」なんだけど)私はあんまり惹かれるとこがなかった。 岩井俊二監督が、多才で器用なのは分かるけど、器用でおもしろくない、ということがあるわけで。意地悪な見方になってしまうかも知れないが、いわゆる作家性がけむたい、と感じてしまった。(これは好みか、好きな人は満足するでしょう。) また、そういったこととは別で、そもそもの設定が、宣伝文句(「惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語」とビラにある)の雰囲気からも予期できたんだが、自己陶酔的で、好きじゃなかった。あと、あの「いかにも現代的な自殺する人」が、私は好きでない。だから、それに同情する主人公のヴァンパイア=サイモン先生も魅力的でないと思ってしまいます。 このお話上、肝心なはずの、ヴァンパイアが恋心を抱くことになる相手の、 何が特別魅力だったのかがさっぱり分からなかった。 その他(血を抜かれた被害者多数)の人と変わるような決定的なかかわり合いがあったように思えなかったのだが・・・。 蒼井優も、とってつけたような出し方で、別に蒼井優(および日本人)である必要もなかったし、彼女の自殺の理由も、とってつけたようで受け入れがたかった。 自殺を、言ってみれば、ファッションのように扱うような「使い方」が、私は、倫理的にだか、美意識的にだか、とにかくけっこう毛嫌いするみたいで、もし扱うなら、それなりに丹念に、リアリズムであるか、もしくはアッケラカンとしたフィクションにした方がまだいいと思っている。 サイモン先生の役者の雰囲気は良かったと思う。 あとは、せめて、血を飲むところが、美味しそうに見えるような映画だったら、もうちょっと面白かったかも知れない。

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