愛について、ある土曜日の面会室:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
愛について、ある土曜日の面会室
愛について、ある土曜日の面会室
3.0

愛について、ある土曜日の面会室

2012年12月15日公開、120分
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フランスのマルセイユを舞台に、同じ日、同じ刑務所で面会する3組の受刑者と面会人の姿を通して、様々な愛の形とそれぞれの人間模様を描き出す。出演は「ジョルダーニ家の人々」のファリダ・ラウアッジ、「預言者」のレダ・カテブ、「誘惑/セダクション」のポーリン・エチエンヌ。監督のレア・フェネールは本作で長編デビュー。

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ストーリー

サッカーに熱中する少女ロール(ポーリン・エチエンヌ)は、風変わりな少年アレクサンドル(ヴァンサン・ロティエ)と出会い、恋に落ちる。ところがある日、アレクサンドルが警察に逮捕されてしまう。刑務所に収容された彼に面会を求めるロールだったが、未成年には成人の付き添いが必要と断られ、想いを募らせてゆく。やがて、病院スタッフのアントワンと偶然知り合った彼女は、付き添いを頼んで面会に向かうが……。不器用なステファン(レダ・カテブ)は仕事も恋人との関係もうまくいっていなかった。ある日、暴漢に襲われた恋人を助けてくれたピエール(マルク・バルベ)と知り合う。彼はステファンの顔を見るなり、“親友と瓜二つだ”と驚きを示し、刑務所に入れられているその親友と入れ替わってくれないか、という奇妙な依頼を持ちかけてくる。多額の報酬にステファンの心は揺らぐが、その代償はあまりにも大きく……。アルジェリアに住むゾラ(ファリダ・ラウアッジ)に、フランスで暮らす息子が殺されたという報せが届く。彼女は死の真相を探るために、加害者の姉セリーヌ(デルフィーヌ・シュイヨー)と偶然を装って接触し、真実を隠したまま交流を深めてゆく。ある日、誰も刑務所にいる弟の面会に訪れないと嘆くセリーヌに、自分が会いに行くことを提案する。そしてゾラは母親として、知ることのなかった息子の人生を辿ってゆくことになる……。ある土曜日の朝、3人はそれぞれの悲しみや痛みを受け入れ、運命を切り開くために刑務所の面会室へと向かう……。

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2012/10/29(月)更新

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作品データ

原題
QU'UN SEUL TIENNE ET LES AUTRES SUIVRONT
製作年
2009年
製作国
フランス
配給
ビターズ・エンド
初公開日
2012年12月15日
上映時間
120分
製作会社
Rezo Productions


[c]キネマ旬報社