たしかなあしぶみ なかむらはるじ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
たしかなあしぶみ なかむらはるじ
たしかなあしぶみ なかむらはるじ
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たしかなあしぶみ なかむらはるじ

2012年6月18日公開、64分
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成蹊学園創立100周年を記念し、創立者・中村春二の生涯を綴るドキュメンタリードラマ。子供の個性を尊重するという教育方針を掲げ、仲間たちと成蹊学園の礎を築く姿を描く。監督は、「真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー」の中江裕司。出演は、「アントキノイノチ」の鶴見辰吾、「Mayu ココロの星」の京野ことみ。2012年5月12日に東京・有楽町、東京国際フォーラムにて式典上映。

ストーリー

明治10年、中村春二(鶴見辰吾)は東京・神田に生まれる。歌人であり国文学者である父を持つ裕福な家で、春二は絵や文学に親しみながら育つ。春二は大学在学中、中学校の講師をしたことがきっかけで、教育の道に目覚める。しかし、大学を卒業して、希望を抱きながら教職に就いた春二を待っていたのは、一方的な詰め込み教育と、貧しさゆえに進学できない子供たちという現実だった。もっと子供のそばで教え、それぞれの個性を伸ばしたいと考えた春二は、妻の小波(京野ことみ)とともに自宅を開放して学生塾『成蹊園』を開塾し、進学できない子供たちを自宅に住まわせ、そこから学校に通わせることにした。しかし、昼間、塾生を別の学校へ行かせなければならないことに限界を感じ、一念発起して自分の学校『成蹊実務学校』をつくることを決意する。父の遺産などをつぎ込み池袋に広大な土地を確保するとともに、中学時代からの親友、岩崎小弥太(尾美としのり)と今村繁三(石丸幹二)から校舎を建てるための資金援助を得て、着々と開校準備を進める春二。しかし、校舎も完成し、開校を目前に控えたある日、思いもよらない悲劇が起こる。近隣で起こった火事が飛び火し、できたばかりの校舎が全焼してしまったのだ。春二は、焼け跡に呆然と立ち尽くすしかなかった。春二の夢は果たして……。

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
初公開日
2012年6月18日
上映時間
64分
製作会社
学校法人成蹊学園 創立100周年記念作品製作委員会=創立100周年 記念行事推進室(製作プロダクション 衆=ムスタッシュ/製作協力 日立インターメディックス)


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