フタバから遠く離れて Nuclear Nation:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フタバから遠く離れて Nuclear Nation
フタバから遠く離れて Nuclear Nation
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フタバから遠く離れて Nuclear Nation

2012年10月13日公開、96分、ドキュメンタリー/社会派
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2011年3月11日の東日本大震災後、福島第一原発の事故により、町全体が丸ごと移住した福島県双葉町の9ヵ月間に密着したドキュメンタリー。監督は「谷中暮色」の舩橋淳。エンディングテーマ曲“for futaba”を「ラストエンペラー」の坂本龍一が書き下ろしている。

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ストーリー

2011年3月12日。双葉町民は福島第一原子力発電所1号機の水素爆発を耳にし“死の灰”を被った。町は全面立入禁止の警戒区域となり、1400人が250km離れた埼玉県の高校へ避難。双葉町長井戸川克隆は、財政破綻した町を救うため7・8号機を誘致した原発推進派だった。しかし、町民が被爆、事故が長期化するにつれ、その信念が変化していく……。建築作業員・中井祐一さんは津波により家を流され、母を失った。農地全てを流された父とともに避難所暮らしを続けながら、震災翌日に予定された救助活動がベント・水素爆発により中止となったことを悔やんでいる。原発事故により助からなかった命は少なくない、そう訴えつつ、次の人生を模索している彼は、避難から3ヶ月後初めて一時帰宅が許され、無人地帯となった故郷へ帰還する……。原発により1960年代以降経済的繁栄が約束されてきた双葉町の町民は、いまだ奪われた家・土地・財産の補償を受けずに、5年以上とも言われる避難生活を続けている。高校の教室に畳を敷き、10~20人で寝食を共にする共同生活。東北の復興が加速していく中、取り残されていく避難所の日々をカメラは捉える。

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
ドキュメンタリージャパン=ビッグリバーフィルムズ
初公開日
2012年10月13日
上映時間
96分
製作会社
ドキュメンタリージャパン=ビッグリバーフィルムズ
ジャンル
ドキュメンタリー社会派

[c]2012 Documentary Japan, Big River Films
[c]キネマ旬報社