ローラーとバイオリン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ローラーとバイオリン
ローラーとバイオリン
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ローラーとバイオリン

1965年3月公開、46分
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「惑星ソラリス」のアンドレイ・タルコフスキーが、映画大学監督科の卒業製作として演出した監督処女作。音楽学校に通う少年とローラーで整地作業をしている青年労働者との友情を描く。ニューヨーク国際学生映画コンクール第1位に輝いた。

ストーリー

詩が上手で夢想家の少年サーシャは、バイオリンを弾くのが得意だった。ある日、アパートの階段を両手にバイオリンを抱えているところを、彼がバイオリンを習っているのをよく思っていない少年たちに取り巻かれて脅かされる。が、運よくローラーを引いて整地作業をしていた青年セルゲイに助けられる。サーシャはセルゲイと仲よくなり、彼を通じて労働の意味や人間としての自覚を教えられる。セルゲイもまたサーシャのバイオリンを通して、音楽が美しく、感動的なものであることを学んだ。ところが、二人が連れだって映画『チャパーエフ』を観に行こうとするのを、サーシャが労働者とつき合うことを喜ばしく思っていなかった母親が反対したのだ……。

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作品データ

原題
Каток и скрипка
製作年
1961年
製作国
ソビエト連邦
配給
ロシア映画社
初公開日
1965年3月
上映時間
46分
製作会社
Mosfilm Children's Film Unit


[c]キネマ旬報社