カーティス“50セント”ジャクソン
ジョナス
腐敗しきった警察組織に反旗を翻し、巨悪に立ち向かう若き警官の姿を描くクライム・アクション。主人公を演じるのは、ラッパーで、『ロシアン・ルーレット』など俳優業もこなす、カーティス“50セント”ジャクソン。名優ロバート・デ・ニーロやフォレスト・ウィテカーが悪に染まったベテラン刑事を凄みたっぷりに演じている。
※結末の記載を含むものもあります。
ジョナスは、ストリート・ギャングから足を洗い、亡き父同様にニューヨーク市警の警察官に。だが、彼がそこで目にしたのは腐敗しきった実態だった。父親の元相棒だったサルコーネ警部に目をかけられたジョナスは、彼が仕切るドラッグ・ビジネスに加担するように。だがある日、父親の謎めいた死の真相を知り、サルコーネに反旗を翻す。
ジョナス
サルコーネ
ラルー
監督
脚本
製作
製作
製作
撮影
音楽
[c]2011 GEORGIA FILM FUND THREE, LLC [c]キネマ旬報社
うーん、最近思うのである。R.デニーロってオスカーにノミネートされたのって、いつが最後?ギャング映画が盛り上がらないという昨今。「ミート・ザ・ペアレンツ」は面白いけれどオスカー作品にはなれない映画であり、また彼が主役ではない。名優だけれど、ちっとも作品に恵まれないなぁ。 主役のカーティス“50セント”ジャクソンは音楽業界では有名だけれど、役者では全然まだまだ。 デニーロと並んでF.ウィンテカーも出演だからこそ、観たのだが、まぁデニーロよりは彼は見れたものでしたが、雑です。編集もストーリーも。 警官の腐敗は‘トレーニング・デイ’で見て、しっかりオスカーにも食い込む内容だったので、やはりこちらは同様な人物像などだが、やっぱり雑。面白くない。 だからこそ謎。デニーロもウィンテカーも出演しているのに、C級映画の匂いがぷんぷんする。