さよなら渓谷|MOVIE WALKER PRESS
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さよなら渓谷

2013年6月22日公開,116分
R15+
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芥川賞作家・吉田修一の同名長編小説を、『まほろ駅前多田便利軒』の大森立嗣監督が映画化した人間ドラマ。とある団地で起きた幼児殺害事件をきっかけに浮かび上がる、容疑者の隣人夫婦の意外な関係を官能的に描く。夫婦を演じるのは、『キャタピラー』の大西信満と、本作が7年ぶりの主演作となる真木よう子。

予告編・関連動画

さよなら渓谷

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

緑豊かな渓谷の近くにある市営団地。普段は静かな土地は報道や取材陣のせいで騒然としてした。幼児殺害事件の容疑者としてその母親・里美が逮捕されたのだ。隣人の尾崎と妻には関係のない話かと思われたが、里美が尾崎との不倫関係を証言した事から状況は一変する。週刊誌記者の渡辺は尾崎の過去を探り、意外な事実が発覚する。

作品データ

映倫区分
R15+
製作年
2013年
製作国
日本
配給
ファントム・フィルム
上映時間
116分

[c]2013「さよなら渓谷」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2013/7/20

    という感じでしょうか。
    真木よう子は、『ベロニカは死ぬことにした』から観ています。豊満な女性としての肉体と男っぽい仕草のアンバランスが面白くて、毎回楽しませて頂いております。今回も特に堕ちて行くシーンが凄くて、並みの女優さんじゃ、こうはいかなかったでしょうね。
    今回は、大西信満に注目。たまたまTSUTAYAのケースの入れ間違いで、『BUNGO』を観てしまい、彼の二重人格の演技を見てしまいました。事前に学習できて、とても良かったです。従来こうした役割は、西島秀俊あたりが適任でしたが、やはり世代交代でしょうかね。
    しかしこの作品に魅力を与えているのは、実は、大森南朋で、鈴木杏もひとくくりにできるんだろうけど、彼らが探偵役となり、「我々の視点」で物語を構成して行きます。点と点がつながり、線になると驚くべき構図が見えてくるというミステリーの常道です。
    ともあれ、モスクワでの受賞おめでとうございます。どこが評価されたのか良く分からないけど(というのは人間心理の機微の部分が、どの程度外国で理解されたのかということですが)、ともかく良かったです。おめでとうございます。

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  • rikoriko2255

    potewoods

    4.0
    2013/7/1

    心の奥に深く入ってくるタイプの映画。見終わったあとの、ただ見た というだけでなくて 実体験したかのようにちょっと思えるような映画。こういうのを映画力が高い映画と言っておこう。

    主人公たちのような壮絶な経験など、もちろんないからわかりかねるが、でも情念そのものになって生きるというような かなこ(真木ようこ)の様はリアルに迫って感じられた。
    「人は死んだら生まれ変わるっていうけど、しにたくなんかない。死んだら死ぬだけよ。生まれるものは生まれるだけよ。私はそんなの許せない。私は死なずに、生まれ変わりたい。死なずに、この人生を全部消し去って、私として幸福に生きなければ許せない。!」なんていうセリフをはなかったけど、情念が、心の叫びがそう言っているように聞こえた。曇天の海に向かって。

    尾崎を連れて(というか尾崎が付いてきて)あてどもなくひたすら歩き続けるシーンはかなり良かった。

    「私たち」(いわゆる日常的な、平凡平和な)は、この世に「不幸」が存在するのを、ほんとうには忘れたままでいる。

    ロケーションや、真木ようこってのもあるけど、印象として似たのを思い出すのが「ゆれる」という映画ですね。けっこう似てる。

    何となく、皆さん星5つはつけないけど、4つはつけるというのが、分かる気がする。いや、いい映画ですよ。映画館で見るに値する映画です。

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