25年目の弦楽四重奏|MOVIE WALKER PRESS
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25年目の弦楽四重奏

2013年7月6日公開,106分
R15+
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フィリップ・シーモア・ホフマン、クリストファー・ウォーケンらアカデミー賞に輝く個性派俳優たちがベテラン音楽家に扮し、突然訪れた四重奏団解散の危機に直面する姿を描くヒューマンドラマ。狂っていく音程の中で演奏するというベートーヴェンの名曲、弦楽四重奏曲第14番にインスパイアされた物語だ。

予告編・関連動画

25年目の弦楽四重奏

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

バイオリンのダニエル、ロバート、ビオラのレイチェル、チェロのピーターは、結成25周年を迎えるフーガ弦楽四重奏団のメンバー。ところがある日、ピーターがパーキンソン病の告知を受け、今季をもって引退すると宣言。動揺を隠せない残りの3人はそれまで抑えてきた感情をあらわにし、メンバー間に不協和音が響きはじめる。

作品データ

原題
A Late Quartet
映倫区分
R15+
製作年
2012年
製作国
アメリカ
配給
角川映画
上映時間
106分

[c]A Late Quartet LLC 2012 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    4.0
    2013/7/22

    音楽的特殊な才能を持った人間にとって、音楽は特別なものなんだろうなぁ。
    私には音楽的センスが無いから解らないけど。

    周囲には特別な絆で結ばれた4人に見えるんだろうけど、実は脆い。仲間はライバルでもあるからなぁ‥
    夫婦、母子仲間がバラバラになるんだけど、その様々な感情よりも、四重奏で紡ぐ音楽が好きだから・・と乗り越えられる。

    紅一点のジュリエットの存在が円滑剤であり、致命傷になりかねない危うさを持って居たんだけど、本当のキーとなるのは、ロバートとジュリエットの1人娘アレクサンドラだった。
    何で、ジュリエットが最愛の恋人じゃ無く身ごもった子供の父親との結婚を選んだのか‥そこに愛は有ったのか。
    父親代わりの男と、最愛の元恋人と、夫。その中で、そのどれでもなく母親の顔が勝った瞬間、その一番の理解者で打開者である夫との確執は緩んだよね。夫婦の問題より、娘の問題が大事。音楽家優先で生きて来た夫婦でも、そうなんだな‥ここは共感出来た。
    そして同じ瞬間、元恋人の存在は消し飛んだ。

    何より、アレクサンドラの両親を見る目、それぞれの音楽性を理解する力。それが救いだわ。

    最後どうなるのか‥予想がつかないまま始まり、更にどうするのかハラハラさせ、静かに、涙を誘いながらラストに向かっていく。

    誰かが正しいとか、答えは無く、やはり好きな場所へ、帰る場所に帰って行く。
    彼らには音楽がすべてなんだな‥それを奏でた仲間が。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2013/7/13

    クラシックでもPOPでも、結成期間が長いとなかなか替りを見つけるのは大変だ。同じ曲でも色が出る。
    同じ人が奏でても、その時の気持ちで音が変わる。
    情緒不安定なら、いかにプロでも納得できる作品には到底ならない。
    いつかは終わるメンバー。1世代上のピーターであるのは間違いない。
    表現の違いやら音楽の討論はいくら熱くなっても、それは彼らの成長につながるから良いのだが、仕事外のことが絡むと実にややこしくなる。
    しかし、仕事も同じか、楽器が違えば思慮分別はあるが、第1バイオリンと第2バイオリンの役割は難しい。どちらも言い分も間違っていない。プロだからこそ、選択はミスできない。上等なプロなら慎重になる。
    ロバートのもやもやは大人の社会をよく表す。最も信頼している妻にもプロ故に本音を言われたら、過ちも犯すか。
    もつれた人間関係の引き金だったピーターが一番何も知らなかったのがちょっと笑える。
    で、彼の引き際が本当にぎりぎりまで一緒にやりたかったんだなぁと。そりゃ、皆涙目になるさ。
    彼らの結成インタビューで当時の思いとか、このメンバーがbestなのか、音を楽しみ、観客に最高のものを提供する情熱を感じる。

    4人の俳優が実に良い。特にホフマン、ウォーケンが最高!
    弦楽四重奏をライブで聞きたくなりました♪

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