「フェイシング・アリ」のピート・マコーマック監督が、ブルース・リーの軌跡を追いかけたドキュメンタリー。出演は、NBAのスーパースター、コービー・ブライアント、俳優のミッキー・ローク、エド・オニール、総合格闘技UFC代表のダナ(デイナ)・ホワイト、ボクシング元世界王者マニー・パッキャオ、ヒップホップグループ“ブラック・アイド・ピーズ”のタブー、「ブーメラン」の監督レジナルド・ハドリン、ブルース・リーの娘シャノン・リー、ブルース・リーの妻リンダ・リーほか。
ストーリー
1973年にこの世を去ったカンフーアクションスター、ブルース・リー。そんな彼に多大な影響を受けたというNBAのスーパースター、コービー・ブライアントや俳優のミッキー・ロークなど、各界の著名人にインタビューを試みる中、麻薬説、暗殺説も飛び交った不可解な死の真相について家族や友人、知人たちが重い口を開く。また詠春拳や空手、柔道、ボクシング、レスリングなど多彩なジャンルを取り入れて独自の格闘技“ジークンドー”を創造した過程が、ブルース・リー本人の証言と共に明らかになっていく。関係者への取材の中から、今の総合格闘技の生みの親がブルース・リーであり、彼の目指したマーシャル・アーツは自己表現そのものであったという独自の美学を浮き彫りにする。