
ボビー・オロゴン
ボブ
「アキレスと亀」などで俳優としても活躍、幅広い人気を集めるタレントのボビー・オロゴンが初主演し、“近田ボビー”名義で企画・監督・脚本も兼任した作品。東京を訪れた外国人青年が、数々の出来事や様々な出会いを経験する中で、大切なものを見つけ出す姿を描く。共演は「赤い糸」の南沢奈央、「一枚のハガキ」の六平直政。
※結末の記載を含むものもあります。
貿易商である父の仕事の関係でナイジェリアから東京にやって来たボブ(ボビー・オロゴン)は、来日早々、パスポートと現金入りのカバンをバスに置き忘れてしまう。途方に暮れていたところを助けてくれたのは、偶然通りかかったサユリ(南沢奈央)。その可愛らしさと優しさにボブは一目惚れ。無事にカバンも見つかって一安心だったが、公園で知り合った斉藤(ワッキー)に誘われるままパチンコ屋に入り、今度は有り金を全て失ってしまう。その後、ひょんなことから外国人労働者を多く雇っている面倒見のいい古田社長(六平直政)の解体屋で働くことになったボブ。やがて、同じ境遇にある外国人のアブ(ダンテ・カーヴァー)たちと友好関係を築いてゆく。仕事は順調、サユリとも再会を果たし、貧しいながら暮らしも軌道に乗ってきたボブ。ところが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう……。
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