あかぼし:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あかぼし
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あかぼし

2013年8月3日公開、135分
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夫の蒸発を機に精神のバランスを崩し、新興宗教にのめり込んでゆく母と、そんな母に寄り添う息子の姿を描いたドラマ。「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」など、数々のアニメで声優として活躍する朴ロ美が実写映画初主演。監督の吉野竜平は本作で長編デビュー。第25回東京国際映画祭・日本映画・ある視点部門出品作。

ストーリー

東京郊外のベッドタウンに暮らす38歳の園部佳子(朴ロ美)と小学5年生の息子・保(亜蓮)。夫は半年前に蒸発し、不安定な精神状態で暮らしていた佳子はある日、街で新興宗教の勧誘を受け、衝動的に入信してしまう。“しるべの星”と名乗るその教団に居場所を見つけ、次第に心のバランスを取り戻した佳子は、保とともに住宅地を訪問する勧誘活動を開始。新しい信者獲得の成績が上がるにつれ、さらに宗教活動にのめり込んでゆく。その一方で、保は学校で宗教活動のことを知られてしまい、熾烈ないじめが始まる。そんな中で起こった不幸な出来事に、心の平安を再び大きく崩してしまう佳子。さらに、トラブルを起こして教団を追い出されてしまう。それでも、それが本能であるかのように、常軌を逸した母に寄り添い続ける保。しかし、教団で出会った同じ境遇の少女が保に囁く。“ねえ、一緒に家出しようよ”揺れる保の心。母と子の絆は、次第に音を立てて軋み始める……。

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
エネサイ
初公開日
2013年8月3日
上映時間
135分
製作会社
エネサイ


[c]キネマ旬報社