ハートの問題|MOVIE WALKER PRESS
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ハートの問題

2013年6月29日公開,104分
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病院の集中治療室で知り合った2人の男性の友情と、彼らを取り巻く人々との愛情を描くヒューマンドラマ。監督は、「かぼちゃ大王」のフランチェスカ・アルキブージ。出演は、「ローマでアモーレ」のアントニオ・アルバネーゼ、「家の鍵」のキム・ロッシ・スチュアート、「はじめての大切なもの」のミカエラ・ラマゾッティ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ある晩、心臓に違和感を覚えた売れっ子脚本家アルベルト(アントニオ・アルバネーゼ)は手術を受け、救命救急治療室に移される。そこに、重い心臓発作を起こしたアンジェロ(キム・ロッシ・スチュアート)が運び込まれる。アルベルトはクレイジーでやかましいお喋りだが、人間関係をうまく作れない孤独な男だった。じっと黙っていられないアルベルトは、アンジェロの症状にお構いなしでペチャクチャと話しかける。アンジェロは、貧しい環境から努力して成功した自動車修理工場の経営者で、2人の子供と、3人目を妊娠中の妻ロッサーナ(ミカエラ・ラマゾッティ)がいる。母親も見舞いに来て、楽しそうだ。アルベルトの相手をするうちに、アンジェロは彼のペースに巻き込まれていく。何から何まで対称的な2人は退院後に再会して、お互いに自分を理解してくれる世界で唯一の人物だと思うようになっていた。脚本が書けなくなったアルベルトは、貯蓄もなく、恋人のカルラにも去られてしまう。一人ぼっちになった彼は、ローマ近郊にあるアンジェロの修理工場で暮らすようになる。反抗期の子供たちもいるそこでの生活は毎日賑やかで、アルベルトは気持ちが解放されていくのを感じる。アンジェロは自分の心臓がよくならないことを悟りながらロッサーナやアルベルトにはそれを告げず、その一方で、すべてをアルベルトに託そうと考えていた……。

作品データ

原題
QUESTIONE DI CUORE
製作年
2009年
製作国
イタリア
配給
パンドラ
上映時間
104分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    4.0
    2013/7/24

    重軽の差は有れど、心筋梗塞の手術をして、救命救急治療室で出会った二人なんだけど、対照的なのよね。 問題は有るけれど、愛する家族と不動産と仕事を持って居るアンジェロはそれ以上にハンサムなルックスを持って居るし、それまで凄く恵まれた日々を送っていたと思う。 対するアルベルトは人気脚本家。著名人たちに囲まれながら、信頼できる人が居なのね。何でお金が無いのかは謎だけど。 スランプで新作が書けなくても印税とか入ってこないのかな・・? 退院してからも消えない死への不安。 そこから更に親しくなっていく二人。 アンジェロは本当に魅力的な男性なんだけど、家族を愛するからこそ、自分に何かあった時・・って考えちゃうわよね。 その人選に置いて、アルベルトのユーモアと独特の観察眼と人間性は、確かに有り難いかも。 辛い時、子供たちに親とは違った視点で道を示してくれる。 奥さんにも、夫の親友として頼もしく寄り添ってくれる。 弱って行くアンジェロが痛々しくて、言葉が無くても勘付いてしまうアルベルトや奥さん、ラストの少年の姿が切なくて、深くて、一回見ただけで納得してしまうのは勿体ないかな・・

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