対決(1989):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
対決(1989)
対決(1989)
-

対決(1989)

1991年5月18日公開、アクション
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

緊張の解けたドイツとチェコの国境に展開する米ソの2人の大佐の常軌を逸した個人的戦いを描くアクション。製作はウォルフ・シュミット、監督は「サンタモニカ・ダンディ」のジョン・フランケンハイマー、脚本はスティーブン・ピータースとケネス・ロスの共同、撮影はゲリー・フィッシャー、音楽はビル・コンティが担当。出演はロイ・シャイダー、ユルゲン・プロホノフほか。

ストーリー

冷戦の終わりと共に平穏を迎えているチェコと西ドイツの国境。ある日チェコ側からの亡命者がソ連軍に射殺されたことにより一時緊張が高まるが、それも外交的手段によって解決されようとしていた。しかしソ連に対する徹底した憎悪を植え込まれているベトナム帰りの駐屯米軍の指揮官、ノールズ大佐(ロイ・シャイダー)は独断で単身国境を越え、個人的復讐を行なう。一方、ソ連軍の指揮官、バラチェフ大佐(ユルゲン・ブロフノウ)もアフガニスタン帰りの好戦的な男。ノールズのジープを破壊するという報復に出た。こうして巻き起こった2人の指揮官同士の時ならぬ個人的戦いは、争いを好まない上層部や部下の意向などお構いなしにどんどんエスカレートしてゆく。ついにノールズはチェコから亡命してきた女性エレーナ(ララ・ハリス)の子供を連れ出すために、彼女と共に国境を越えてチェコに再び乗り込むという危険な行動に出た。負けじとバラチェフも子供を連れて逃げるエレーナとノールズをジープで追い、追い詰められたノールズは国境付近の雪原でバラチェフと最後の対決の時を迎える。いつしか集まった米ソ両軍の兵士が音も無く見守る中、2人はやがて武器を棄て、素手で壮絶な死闘を繰り広げる。息も絶えだえになって力尽きた頃、2人は互いを理解しあったのか、健闘を讃え合うかのように雪玉を投げるのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Fourth War
製作年
1989年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
初公開日
1991年5月18日
製作会社
コディアク・フィルムズ作品
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社