大山鳴動(1925):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大山鳴動(1925)
大山鳴動(1925)
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大山鳴動(1925)

1925年公開
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パール・フランクリン女史作の舞台劇に基づいてイヴ・アンセル女史が脚色し「廻る小車」「サイベリア」等と同じくブィクター・シュルツィンガー氏が監督したもので、主役は「サンディー」「踊り狂う人々」等出演のマッヂ・ベラミー嬢で、対手役は「サンディー」「なまけ者」等出演のレスリー・フェントン氏が演じ、ザス・ピッツ嬢、アレック・B・フランシス氏、アーサー・ハウスマン氏、エミリー・フィッツローイ嬢、オーティス・ハーラン氏、ラッセル・シンプソン氏、ジェーイ・ハント氏、ポール・パンザー氏等の腕利き連が助演している。

ストーリー

ケンタッキー州のサンダー・マウンティンに住む人々は長い間無知と貧困との中に生活した。強欲な金貸しのサイモン・ペースだけが物の本を読める男だった。牧師に愛されていた若者サム・マーティンは教育を受ける為に村を出て3年後には一通り学業を習得して帰って来た。彼は此の村にが学校を建てて村人を教育してやりたいと考えペースを訪ねて其の資金を貸してくれと頼んだ。村人の無知を利用して非道な金儲けをしているペースは勿論断った。或るサーカスの花形娘アザレアは祖父の道化役者が死んだのでサーカスを脱走した。彼女はサムの小家に逃げ込み助けを乞うたのでサムは彼女を追って来たモルガンと云う男を追い出した。二人は恋仲となりサムは学校を建てる希望を話した。アザレアはペースの許に金を借りに出掛け乞わるるままにペースの為にダンスして見せた。それを見た村人達がサムに告げたのでサムはアザレアを疑った。ジョー・ギブンスという男がアザレアに一緒に村を出ようと申し込んだ。彼女は学校の基金を得るという条件で承諾した。翌日二人が出掛けようとしているところにサムが乗り合わせた。サムとジョーとは代々仇同士で忽ち格闘を始めてジョーは倒された。金の袋が落ちたのでアザレアはそれを拾った。ところへ村人達はペースが殺され金を盗まれたと騒ぎ立てて来た。アザレアが持っている袋はペースの持ち物と知れたので村人達はサムを犯人と認め私刑にしようとした。牧師は山にダイナマイトを仕掛けて爆発させ神の怒と言って私刑を止めた。ジョーは恐れてペースを手に掛けた事を白状した。サムは学校を建てアザレアと結婚した。

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作品データ

原題
Thunder Mountain
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1925年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社