太平洋横断:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
太平洋横断
太平洋横断
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太平洋横断

1926年公開
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「突飛大将恋の初陣」「鉄拳飛行」と同じくロイ・デル・ルース氏が監督したモント・ブルー氏主演映画で、チャールズ・E・ブラニー氏作の舞台劇に依ってダリル・フランシス・ザナック氏が台本を書いたものである。助演者はジェーン・ウィントン嬢、マーナ・ローイ嬢を始めチャールズ・スティーヴンス氏、ウォルター・マッグレイル氏、トム・ウィルソン氏及び上山草人氏である。

ストーリー

モントは父に死に別れると押し入れの中にあった骸骨を発見して驚き家具類を売却してしまった。彼は幼馴染みのクレアと恋し合っていたが彼女の父マーシュ大佐はモントの行為を快しとせず彼に娘と逢うことを禁じた。希望を失ったモントは米西戦争が始まったので捨て鉢気味で従軍した。米国の勝利で戦争は終わったが、アギナルド将軍を首領とする残存した敵兵はフイリツピン原住民を扇動して駐屯米軍に妨害するので米軍では彼等の巣窟を探して一挙に伐たんと計画した。米軍に従っているハーフのロマがアギナルドの配下たることがしれたので米軍はロマを利用することになり、モントがその役を仰せつかった。モントはロマに恋をしかけた。米軍陣営をマーシュ親娘が訪問した時ロマはクレアをモントの恋人と知って嫉妬し、クレアとその婚約者グロヴァ大尉との面前にモントと共に現れた。クレアはモントの変わり果てた姿に失望したがモントは大任を帯ぶる身の詮方なく本心も打ち明けずにせつない心を胸に秘めて別れねばならなかった。終に長い辛苦の功が報いられてモントはロマからアギナルドの巣窟の所在地を教わった。モントはファンストン将軍の率いる一隊を案内して密林中の敵を襲撃した。ロマは初めてモントに弄ばれた事を知って彼を殺さんとしたが流石に愛人を殺し得なかった。クレアはグロヴァと結婚せんしたが成功って帰来したモントから、グロヴァがアギナルドに密通していた事を立証されて、漸くモントの本心を悟った。かくて再び心と心とが結び合った2人は懐かしい故郷ケンタッキーへ相携へて帰って行った。

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作品データ

原題
Across the Pacific
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー映画社
初公開日
1926年
製作会社
ウォーナー・ブラザース映画


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