カルロス・アレセス
ファハス
スペインの名匠、ペドロ・アルモドバル監督によるワンシチュエーション・コメディ。着陸せずに上空を旋回し続ける飛行機に乗り合わせた一癖も二癖もある客室乗務員や乗客たちが巻き起こす騒動が描かれる。アントニオ・バンデラスやペネロペ・クルスといったアルモドバル作品でおなじみの俳優たちがカメオ出演しているのにも注目だ。
※結末の記載を含むものもあります。
マドリッドからメキシコ・シティへ向かうはずの飛行機は目的地に向かわずに上空を旋回し続けていた。ビジネスクラスを担当する3人のオネエの客室乗務員は乗客を楽しませようと、歌ったり踊ったり。一方、機長はCAたちとの三角関係の落とし前を突き付けられ、元人気俳優や大物相手のSM女王など怪しい乗客たちの素性が明らかに。
ファハス
ホセラ
ウジョア
ブルーノ
ノルマ
ルティ
アレックス
ベニート
新郎
新婦
インファンテ
リカルド
マス氏
レオン
ジェシー
アルバ
監督
脚本
撮影
音楽
編集
美術
衣裳デザイン
衣裳デザイン
製作
製作
[c]EL DESEO D.A.S.L.U [c]キネマ旬報社
オネエCAのダンスPVに釣られてカミさん同伴で観賞。 強烈な下ネタとエロシーンの連続で若干食傷気味。 機能トラブルで着陸不能になり上空旋回し続ける旅客機のビジネスクラスで巻き起こるハプニングの連続に必死で対応するオネエCA三人組とそれに巻き込まれる正副パイロット。対するはワケあり曲者ぞろいの乗客達。 「そこまでやるか!?」のドロドロエロエロ騒ぎが繰り広げられます。興味本位で見続けましたが楽しくありません。 各キャラクターに持たされた過去設定が意外に生臭くて笑えません。キャラクターのギャップと意味の分からない絡みで笑いを演出しているのでしょうが、日本人のツボとは合わない感じがします。これがスペイン流の笑いのツボだとしたら、自分は付き合いきれないかもしれません。 冒頭にアントニオ・バンデラスさんとペネロペ・クルスさんがチョイ顔出ししたのは友情出演。しかも騒ぎに繋がる張本人という無責任な役どころで重ねて残念です。 冒頭で「ファンタジー」だと説明されていましたが、「グロテスクコメディ」の方が良いかもしれません。 BGMメニューが良かったのが唯一救いかも?
冒頭にA.バンデラスとP.クルスが出てきたので、こりゃ、想像以上に面白いのでは?と期待するが、まぁ、そうでもないか。 あんなCAいたら、嫌だ…典型なオネェ。エコノミーが満席な割に、ビジネスは10人もいない。、客も言いたい放題、すぐコクピットをノック、機内電話利用と規制はないのか? 後半は若干のポルノ映画含む。 うーむ、スパニッシュコメディは、あくが強いか。 ペドロ・アルモドバルはシリアスな映画が多いので、こんなコメディを描くとは、意外なようで納得?