大陸非常線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大陸非常線
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大陸非常線

1934年公開
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「夜間飛行」「舗道の雨」のロバート・モンゴメリーが「第三の恋」「快走艇」のマッジ・エヴァンスを相手に出演する映画で、フェルディナンド・ライハーとフランク・ウィードの原作を「青白い瞼」のアルバート・ハッケト及びフランセス・グッドリッチが、監督者としても手腕あるジョージ・B・サイツと協力して脚色に当たり、「暁の暴風」「第三の恋」のリチャード・ボレスラウスキーが監督し、「光は野より」のテディー・テヅラフが撮影した。助演者は「駄法螺男爵」のテッド・ヒーリー「豚児売りだす」のナット・ペンドルトン、「男子戦わざるべからず」のルース・セルウィン、「胡蝶となるまで」のC・ヘンリー・ゴードン等。

ストーリー

コーラスガールのレティはギャングの頭目「レグス」キャフィに口説かれるのがうるさいので、こっそり一座を脱れて行方をくらますためにニューヨークからサンフランシスコへの大陸横断乗合自動車の客になったが、それを嗅ぎ付けた「レグス」も同じ車の客となって執拗に彼女を付け狙った。バスがイートンの刑務所を通り掛かった折から破獄事件が起こって、バスは一時停止されたが騒動が静まると同時に予定のコースを進んだ。破獄囚はポーターという青年を余す他はことごとく捕えられたがポーターの行方だけは不明だった。何ぞ知らん彼ポーターは問題のバスの客に紛れ込んで涼しい顔をしていることは誰1人気の付く者はなかった。レティは「レグス」に愛憎尽かしをして見せる手段として途中から乗り込んだ客のポーターと馴れ馴れしく口を利いて彼の傍らを離れなかった。嫉妬の情から「レグス」はこのポーターを怪しいと睨んだ。そして彼が腕獄囚であることを突き止め、それを脅迫の種にしてレティにニューヨークに戻る様に口説いた。ある都会のホテルでポーターの身が愈々危険に陥った時彼は自動車会社の雇人に変装して乗合自動車を1台カッ払ってレティとともに逃げ出した。それは吹雪の夜であった。一刻を争う2人は行く先に転覆した乗合のあるのを発見した。その中には寒さに凍えた少年少女が救いを求めていた。ポーターは身の安全を犠牲にして哀れな少年少女の救助に全力を注ぎために彼らは一命をとりとめたが、ポーターは再び捕えられて刑務所に戻った。救われた少年少女、その両親や郷当の熱烈な謝恩運動が効を奏してポーターには特赦の恩命が下った。喜びに満ちた彼を刑務所の門に迎えたものはもちろんレティだった。

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作品データ

原題
Fugitive Lovers
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社