タキシー十三号:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
タキシー十三号
タキシー十三号
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タキシー十三号

1929年公開
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「マイク」「桃色女白浪」「芝居の世の中」の監督者マーシャル・ニーラン氏がエフ・ビー・オー社に於いて製作した喜劇で、「怪我騒動」「凸凹サーカスの巻」のチェスター・コンクリン氏が主役を勤める。W・スコット・ダーリング氏が原作並びに脚色した。助演者は「高速度娘」のリー・モーラン氏を始め、エフ・ビー・オー・副社長ウィリアム・ルパロン氏に発見さ荒れた新進のマーサ・スリーパー嬢「喧嘩機関車」「女から女へ」に出演したヒュー・トレヴァー氏、エセル・ウェールス嬢、ジェリー・マイリー氏等である。

ストーリー

ニューヨークの街はずれでタクシーの運転手をしているアンディー・グリーンは13号という番号のボロ自動車の持主だっったので客が少なく商売は不景気だった。彼は13という数は幸運をもたらすと信じていた。彼自信7月13日生まれで子供も13人あった。ある日のこと彼は翌日三時にある場所に着て呉れれば100ドル払うという客をとっつかまえることが出来た。このお客は100ドル紙幣を半分に裂いてしまい残りは翌日やると約束した。アンディーの商売敵で狡猾なモランはこれを知って羨み翌日はアンディーの車の後をつけることに決心した。グリーン一家と知り合いで総領娘のフロラに想いを寄せている青年探偵アーサー・リーガンはかねて眼をつけていた悪漢が郊外の富豪邸を襲おうとしているのを探知し現場に乗り込んだが、その時早く真珠の首飾りを盗んだ悪漢は何も知らずに待っているアンディーを脅迫して逃走した。アーサー等はモランの車で追跡したので逃れ難を知った悪漢は自動車の仲に首飾りを隠し下車して姿を眩ましてしまった。アンディーは百ドルを貰い損ねた上に消防自動車に引摺り廻された為大事な自動車を目茶滅茶に壊して騒然と帰宅した。その夜フロラは父親と口論した揚句家を飛び出して或るナイトクラブへ出掛け悪漢に誘惑されてしまった。翌日例の首飾り泥棒の居所を知ったアーサーはフロラもそこに監禁されているのでアンディーを先立て大勢の警官と共に襲撃し、フロラを救い悪漢共を捕縛した。そして首飾りはタクシー十三号の中に隠されていることが解ったので、一同は爆破させる為に或る映画会社が買い取った自動車を探しに行くと丁度爆破する刹那で、粉微塵になったが首飾りだけはアンディーの帽子の中に落ちて来た。そこで懸賞金を貰ったアンディーは新しい自動車を数台買い入れ、フロラはアーサーと結婚した。

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作品データ

原題
Taxi 13
製作年
1929年
製作国
アメリカ
初公開日
1929年
製作会社
エフ・ビー・オー


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