チェ・スンヒョン
ミョンフン
韓国の人気ダンスヴォーカルグループ“BIGBANG”のT.O.P(「戦火の中へ」)が主演したアクション。北朝鮮当局に妹を人質に取られ、暗殺者として韓国に送り込まれた青年の戦いと、現地女性との交流を描く。監督は「あぶない奴ら TWO GUYS」のパク・ホンス。共演は「ハナ 奇跡の46日間」のハン・イェリ。
工作員だった父が汚名を着せられて殺されたことから、北朝鮮の収容所に監禁されたミョンフン(T.O.P)とヘイン(キム・ユジョン)の兄妹。ミョンフンは、たった1人の家族である妹ヘインの命と引き換えに、韓国に工作員として潜伏し、暗殺命令を遂行するよう命じられる。暗殺という行為に恐怖し、様々な葛藤を抱えながらも、ミョンフンは妹に“必ず迎えに行く”と約束。やがて、身を隠すために通っていた韓国の高校で、妹と同じ名の同窓生ヘイン(ハン・イェリ)と出会う。彼女のまっすぐで明るい性格は、ミョンフンに本来の少年の顔を取り戻させ、束の間の安らぎをもたらすが、熾烈を極める任務はヘインの命までも危険に晒してゆく。“妹と静かに暮らしたいだけ”というささやかな願いも虚しく、次第に追い詰められてゆくミョンフン。そして、2人のヘインを守るために彼が取った選択とは……。