ふしぎな岬の物語|MOVIE WALKER PRESS
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ふしぎな岬の物語

2014年10月11日公開,117分
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吉永小百合が自ら企画&主演を務め、『津軽百年食堂』の森沢明夫の小説を映画化したヒューマンドラマ。岬の先にあるカフェの女主人と、そこに集う人々が織り成すドラマがつづられる。女主人のおいを阿部寛、店の常連客を笑福亭鶴瓶が演じるなど、個性あふれる顔ぶれが物語を彩る。監督は『八日目の蝉』の成島出。

予告編・関連動画

ふしぎな岬の物語

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

海を望む岬の先にある小さなカフェ、岬カフェ。店主の悦子が入れるコーヒーを目当てに今日も里の住人たちが集まってくる。おいの浩司はそんな悦子をずっと見守り、穏やかな日々は続いていた。ところがある日、店の常連客の娘で音信不通だったみどりが、数年ぶりに里に戻ってきたことから、不穏な空気が流れ始める。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
117分

[c]2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会 [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.5
  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    3.0
    2014/10/16

    【賛否両論チェック】 賛:小さな村の人間模様を描く中で、ずっと叶わない恋心や、疎遠だった親子の絆の修復、死別した家族への想いなど、様々な傷が癒えていく様子が温かい。 否:後半の主人公の言動は、前半と比べて違和感が大きい。若干のホラー的要素もあるか。  何組もの家族が登場してくる、どちらかといえば群像劇に近い印象です。何十年も悦子を想い続ける、浩司やタニさんの切ない恋心。最初は口も聞かなかった徳さんとみどりが、徳さんの病気をきっかけにまた1つになっていく親子の愛。そして母を失った少女や、悦子自身の亡き夫への想いなど、様々な人々の心が交錯し、重厚でいて温かなドラマを作り出しています。反面、後半の火事のくだりは、少しやりすぎ感というか、重すぎて前半とのギャップに面食らうかも知れません。  ただ、泥棒にまで温かい言葉をかけてあげられる悦子の人間性は、観ていてとても爽やかな気持ちになります。少し人恋しくなった時に、是非オススメです。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2014/10/16

    モントリオール映画祭受賞おめでとうございます。日本映画の現在の水準を誇る素晴らしい作品だと思います。映画館もサユリストたちが押しかけて盛況の由、ますます喜ばしい限りです。 物語の構成は、『北のカナリアたち(2012年)』と似ていて、オムニバス形式でいくつかの物語が語られ、最後に小百合さん自身の話が語られる形になっています。 鶴瓶さんとの掛け合いも『おとうと(2010年)』以来で、息の合ったところを見せています。 阿部寛の役割が最初、ちょっと分からないのですが、次第にその姿が明らかになって来ます。 残念なのは、竹内結子で、次世代の映画界を担うスターでありながら、ちょっとこの映画では、その役割が十分発揮できていないかな? 井浦新は、こういうちょっと不気味な役が本当にうまいです。さすがですね。 惜しむらくは米倉斉加年氏で、この作品が遺作になってしまいました。心よりご冥福をお祈りします。

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