遺言 原発さえなければ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
遺言 原発さえなければ
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遺言 原発さえなければ

2014年3月8日公開、225分、ドキュメンタリー/社会派
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福島第一原発事故発生直後の取材現場に駆けつけた2人のフォトジャーナリストが、2013年4月まで3年にわたり飯館村の人々に密着して撮影したドキュメンタリー。取材・撮影・共同監督は、豊田直巳と野田雅也。山形国際ドキュメンタリー映画祭ともにあるCinema with Us 2013部門正式出品作品。

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ストーリー

「第一章 汚染」事故から2週間後、調査に入った今中哲二助教は、原発から30キロ離れた飯館村が強い放射能に汚染されたことを村に報告する。しかし、原発事故の実態を知らされていない住民は、村に残されていた。出荷停止を命じられた牛乳や野菜は廃棄され、村全体の汚染が明らかになっていく。「第二章 決断」飯館村が計画的避難地区に指定され、村人全員の退去が決まる。牛を連れて避難できない酪農家たちは苦悩の末、決断を下す。「第三章 避難」初夏、住民の避難が始まる。酪農家たちは空になった牛舎を残し、福島市内、山形、横浜と、家族バラバラに離散していった。「第四章 故郷」盛夏、離散した村民たちがお盆のお墓参りに合わせて飯館村に集まる。人々が助け合って成り立っていた村の暮らしや、先祖代々守ってきた風景が根こそぎ奪われた寂しさと哀しみ。それでも次の世代に引き継がなければならないものがあり、引き継ごうとする若者がいる。「第五章 遺言」避難した酪農家たちに訃報が入る。隣接する相馬市の酪農家仲間が自殺した。堆肥小屋の壁に、チョークで書き残した言葉があった。“原発さえなければ”“残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください”と。その遺言を守るかのように、酪農家たちは新たな暮らしに挑戦する。

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作品データ

製作年
2014年
製作国
日本
配給
映画「遺言」プロジェクト
初公開日
2014年3月8日
上映時間
225分
製作会社
映画「遺言」プロジェクト
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社