探偵物語(1951)|MOVIE WALKER PRESS
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探偵物語(1951)

1951年公開,103分
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シドニー・キングスレー「帰郷(1948)」の原作舞台劇の映画化で「女相続人」のウィリアム・ワイラーが製作・監督に当たった1951年作品。脚色は「マニラ」のフィリップ・ヨーダンとロバート・ワイラー、撮影は「風と共に去りぬ」のリー・ガームスの担当。主演は「地獄の英雄」のカーク・ダグラスと「ヴァレンチノ」のエレノア・パーカーで、ウィリアム・ベンディックス「テキサス決死隊(1949)」、キャシー・オドネル「我等の生涯の最良の年」、クレイグ・ヒル「一ダースなら安くなる」、バート・フリードらのほか、原作の舞台からホレース・マクマホン、リー・グラント、ジョセフ・ワイズマン、マイケル・ストロングらが助演している。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ニューヨーク西47丁目の第21警察署。ある午後のこと。刑事部屋は夜の簡易裁判を待つ若い万引き女(リー・グラント)や、ネタ探しの記者、難題を持込む市民達でにぎやかだった。主任モナハン(ホレース・マクマホン)を訪ねて来た弁護士シムスは、依頼人シュナイダーを出頭させるが担当のマクラウド刑事は乱暴者だから人権を尊重してくれとねじこんでいるところへ、当のマクラウド(カーク・ダグラス)が店の金をつかい込んだ青年アーサー(クレイグ・ヒル)を連れて戻って来た。マクラウドは署の前で妻メリー(エレノア・パーカー)に会って来たばかり、さっそく青年の恋人を電話で呼び出すと、駆けつけたのは彼女の妹スーザン(キャシー・オドネル)であった。ひそかに青年を慕っているのである。2人組宝石強盗チャーリー(ジョセフ・ワイズマン)とルイス(マイケル・ストロング)が挙げられて来たあと、シュナイダー(ジョージ・マクレディ)が出頭して、マクラウドは青年を親友ブロディ刑事(ウィリアム・ベンディックス)に任せた。人のよいこの刑事は何とか青年を許すつもりである。シュナイダーという男は堕胎医で、悪を絶対許せないマクラウドは必死にその証拠がためを行おうとしていたが、患者に面通しをさせてもいっこうに効果がなかった。やむなく彼はシュナイダーを連れて入院中の患者に会わせようとするが、彼女は死んでしまい、カッとしたマクラウドは車中で彼をなぐり倒した。失神する直前、彼がジャコパティという名をつぶやいたのを聞いた主任はその男を呼び寄せた。彼の供述は事件がメリーに関係ありげな様子であった。主任はメリーを呼んだ。彼女はマクラウドと結婚する前、ジャコパティとの間に出来た子をシュナイダーに堕胎してもらっていたのだ。主任室に入って妻を見たマクラウドはこの新事実を知って愕然とした。彼は妻を許せなかった。夜になり、万引き女は法廷へ出て行った。一旦ブロディ刑事に許されかけたつかい込み青年は、マクラウド刑事の一喝でついに告訴されることに決まった。ブロディは妻を許すようにマクラウドにすすめ、そして彼に別れを告げに来たメリーを1度は許そうとしたもののそれは不可能だった。メリーは去って行った。部屋の隅においやられていた強盗のチャーリーは、偶然前を通った刑事の腰からピストルを抜きとって立ちはだかった。マクラウドはまるで自殺するかのようにその正面に向かった。銃声と共に彼は倒れた。押さえられたチャーリーの前で、マクラウドはアーサーの調書を破り、メリーに家に戻るよう頼みつつ、同僚の祈りに送られて息を引き取った。記者が刑事殉職のニュースを電話で送っている頃、暗い街路をアーサーとスーザンが手を取り合って駆け去って行った。

作品データ

原題
Detective Story
製作年
1951年
製作国
アメリカ
上映時間
103分

[c]キネマ旬報社

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