佐々木梅治
みつばこ／イムホーフ監督の声
「Das Boot ist voll」（未）で第31回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞、第54回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたマークス・イムホーフ監督が、私たちの食に欠かせない存在であるミツバチを通して、自然と人間との関係を見つめ直すドキュメンタリー。人類の食料の3分の1はミツバチによる受粉の賜物であり、アインシュタインによるとミツバチが絶滅すれば4年後には人類が滅びるという。しかし現在世界各地でミツバチの病気や大量失踪が起こっている。各地の実情を丁寧に取材。また、最新技術を使いミツバチをマクロ撮影する。2013年スイス映画賞およびドイツ映画賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど、様々な映画祭で評価を受けている。
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ストーリー
花から花へと飛んで花粉を運び、受粉を手伝ってきたミツバチ。野菜や果物など人類の食料の3分の1はミツバチの受粉の恩恵にあずかっている。しかし現在世界各地でミツバチの大量死や失踪が報告されている。祖父の代からミツバチに親しんできたマークス・イムホーフ監督は、このような事態を招いた原因を調べるため、アメリカ、ドイツ、中国、オーストラリアなどを取材。ミツバチを通して自然と人間との関係を見つめ直す。さらに本作では女王蜂誕生の瞬間やミツバチのダンスなどの普段は目に触れない巣箱内の様子、ミツバチの社会性、女王蜂の交尾など、生命の力強さを感じるようなミツバチのマクロ映像を収録している。
スタッフ
監督、脚本、プロデューサー
マークス・イムホーフ
日本語版台本
尾崎順子
ナレーション
ロベルト・フンガー・ビューラー
撮影
ヨーク・イェシェル
撮影
アッティラ・ボア
音楽
ペーター・シェーラー
編集
アンネ・ファビニ
プロデューサー
トマス・クフス
プロデューサー
ヘルムート・グラッサー
プロデューサー
ピエール・アラン・マイヤー
サウンド・デザイン
ニルス・キルヒホーフ
字幕
赤松立太
日本版翻訳
坂田雅子
