のんき大将 脱線の巻 完全版:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
のんき大将 脱線の巻 完全版
のんき大将 脱線の巻 完全版
-

のんき大将 脱線の巻 完全版

2014年4月26日公開、87分、コメディ
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ジャック・タチの長編監督デビュー作「のんき大将 脱線の巻」に17分もの未公開シーンを追加した完全版。原作・監督・脚本・主演はジャック・タチ。共演はギイ・ドコンブル、ポール・フランクール、メーン・ヴァレー、サンタ・レーリほか。2014年4月12日より、東京・渋谷 シアター・イメージ・フォーラムにて開催された「ジャック・タチ映画祭」にて上映。

ストーリー

のどかなフランスの田舎の年に夏祭の日が来た。村の広場にはいろいろの見世物のテントや屋台が並び、メリー・ゴー・ラウンドの賑やかな音楽が子供達の心を浮々させる。この村を受持っている郵便屋フランソワは自転車に乗ってやって来る。配達するとどこの家でも一杯のブドー酒をお茶がわりにすすめる。世間話しの無駄口をかわして笑う習わしである。いよいよ祭の日、村人は野良を休んで広場に集る。村娘ジャネットはメリー・ゴー・ラウンドの若者の流し目に、恥ずかしそうに答える、子供達は木馬に乗ったり、菓子をほおばったり笑い興じる。フランソワは顔見知りの若者に袖を引かれ、テントがけの映画館の外からのぞき込む。スクリーンにはアメリカの郵便配達の有様が写っている。飛行機、自動車を動員して目覚しいスピード振りである。アメリカ式に少しは急いだらどうだいと若者にからかわれて、フランソワはその気になった。その日は祭の祝酒ですっかり酩酊したので、局にも帰らず貨車の中に一夜を明したが、目を覚すとフランソワはアメリカ式だと思い出し、疾風の如く自転車を走らせてスピード配達をしてのける。ところが余りアメリカ式に走りすぎて、川の中に真逆様にとび込みぬれ鼠になり、フランスの田舎ではアメリカ式よりお国振がよいと悟った。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Jour de Fête
製作年
1949年
製作国
フランス
配給
日本コロムビア(配給協力 Playtime/提供 メダリオンビデオ)
初公開日
2014年4月26日
上映時間
87分
製作会社
カディ・フィルム=SEF
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社