セス・マクファーレン
アルバート
『テッド』のセス・マクファーレン監督が自ら主人公を演じる、コミカルな西部劇。銃も撃ったことのないオタク青年が、ミステリアスな美女と知り合ったのをきっかけに、悪党に戦いを挑んでいく姿がつづられる。主人公のガールフレンドをアマンダ・サイフリッド、謎の美女をシャーリーズ・セロンが演じるなど豪華女優陣の共演にも注目。
※結末の記載を含むものもあります。
西部開拓時代のアリゾナ。田舎町に暮らす地味でオタクな羊飼いのアルバートは、文化度の低い西部の町に嫌気がさしていた。ところがある日、超一流の射撃の腕前を持つミステリアスな美女アンナが現れ、アルバートと急接近。また、大悪党のクリンチが町に乗り込んできて、アンナに近づいたアルバートは命を狙われてしまう。
アルバート
アンナ
ルイーズ
エドワード
クリンチ
フォイ
ルース
ジョージ・スターク
コチース
ルイス
ベン
監督、脚本、製作
脚本、製作総指揮
脚本、製作総指揮
製作
製作
音楽
撮影
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
衣裳デザイン
[c]Universal Pictures [c]キネマ旬報社
テッド好きなカミさんのお供で観賞。 とにかく頭を空にして観なきゃ損です。 結構、西部劇での本筋を押さえていて雰囲気は抜群。渋いお決まり設定もテンコ盛りに入っていますが、全編随所でマジな流れをひっくり返すコミカルシーンが満載。下ネタとパロディの宝庫状態です。 豪華俳優陣でここまでやれる、主人公兼監督の勇気と気迫に脱帽です。それと荒野の景色をとても美しくロマンチックに見せてくれる点も見所です。更にはBGMが凄く場面とマッチしている点も素敵です。 カミさんは「西部劇ってこんなに面白いのネ~!?」と喜んでいましたが、自分は「違うから~」と言い続けていました。 皆さん揃って楽しくご覧ください。
真面目に西部劇、ではあるんです。 それも、旧き良き時代の西部劇。 声出して笑えるし、しっかり勧善懲悪だし、話はわかりやすいし。 けど下ネタが満載過ぎるところは、ちょっと・・・なので、★を減点しておきます。
【賛否両論チェック】 賛:斬新な設定と破天荒なストーリーに脱帽。クスッと笑える小ネタも満載。超豪華キャストにも注目。 否:日本人にとっては、爆笑出来るネタばかりではない。ラブシーンやグロシーンもメッチャあるので、好みは分かれそう。 まず、キャストがとっても豪華です。超大物がチョイ役で出演していたりするので、思わず感動します(笑)。ストーリーは破天荒なので、余り深くツッコまない方が楽しめるかと。弱虫でいつも逃げてばかりだった主人公が、本当の愛を知って勇敢に成長していくまでがコミカルに描かれていきます。小ネタも満載で、思わずクスッと笑ってしまうこと請け合いです。 たださすがに「TED」の監督の作品なので、ブラック・ユーモアや下ネタ、グロシーンなんかがメッチャありますので、その辺はご注意下さい。 ちなみに、あのユアン・マクレガーも一瞬登場しているそうなんですが、残念ながら私は見つけられませんでした。ユアンを探しながら観てみるのも面白いかと思います(笑)。
「テッド」の監督が主役を演じるとはーん、こういう感じかと。地味に頼りない男です。いや、失敬。 それに反して、C.セロンはカッコいい。誰よりも。乗馬にしろ、射撃にしろ、そして、ドレスを着せれば、もうメロメロ。アルバート、引き立ててくれてありがとう。 西部時代に置き換えても、辛辣ですね。でも笑っちゃう。A.セイフリッドの大きな目をあんな皮肉って良いのだろうか。そしてC.セロンと並べて良かったのだろうか。そしてR.ニーソンのあの屈辱的姿は本人で良かったのだろうか。 ただただ笑える。ストレス解消には是非!