大学3人男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大学3人男
大学3人男
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大学3人男

1938年公開
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「陽気な街」「銀盤の女王」のリッツ兄弟の大1回主演映画で、ダーレル・ウエーア作の大衆小説をカール・タンバークとドン・エトリンガーが脚色し「靴を脱いだ女」「死刑か無罪か」のウィリアム・A・サイターが監督に当り、「氷上乱舞」「モヒカン族の最後(1936)」のロバート・プランクが撮影した。助演者は「氷上乱舞」のジョーン・デイヴィス、「艦隊を追って」のトニー・マーティン、「虎鮫島脱獄」のグロリア・スチュアート「楽天伯爵」のフレッド・ストーン、「歓楽の女王」のナット・ペンドルトン、新人ジョック・ボールドウイン、「三角の月」のジョーン・マーシュその他である。

ストーリー

ロムバディ大学にジョージ・ブラックというインディアンが入学した。すると蹴球部の主将ボッブを始め古参の連中が、大学の古い習慣と云って彼を裸にしたり、女生徒の部屋へ押込んだりして散々にからかった。それを気の毒に思ったのはフットボールのコーチであるオハラの娘ジャネットだった。この大学のフットボール・チームは最近2、3年、ミドウェスターン大学に連敗の憂目を見ていたが、その敗因はコーチの無能にあると考えた部の先輩たちは、ボッブ等を連れてオハラの許へ辞職勧告に行った。ボッブはその時初めてジャネットがオハラの娘であることを知ったが、忘れがたい気持ちを抱いた。大学のリッツ兄弟の経営する洋服屋がある。ジョージはこの3人兄弟と親しくなってここに同居していた。オハラはボッブの努力もかなわずついに辞職せねばならなくなったが、それを気の毒に思ったのはジョージだった。彼は実は油田の所有者で百万長者だったので、リッツ兄弟は彼の金を持って学長を訪れ、それを寄付するからオハラの辞職を取消させるようにと談じて成功した。ジョージもチームに加わったが、彼は恐るべき名選手であった。そのためボッブはいつもベンチを暖める補欠の役に甘んじなければならなかったが、ロムバディ大学はジョージの力によって、次から次と試合に連勝した。勝点が大きな開きになるとリッツ兄弟も出場させて貰った。そして彼らが出さえすれば、決って相手のチームも何点かの得点を得た。ところがいよいよミドウェスターンとの対抗試合の直前、ジョージが職業試合に出たことがあるという経歴が判明した。それは彼が自分の石油会社のチームに出て、選手たちに自分の金をやったのであるが、この試合には出場の資格がないと見なされた。代って出場したボッブの奮闘で相手をリードしたが、彼が負傷したために相手に圧倒されて来た時、リッツ兄弟が交替の選手として出場した。ところがこの迷選手たちは、奇想天外の珍プレーによって相手チームを途惑わせてついに輝かしい勝利を得た。そしてボッブはジャネットの愛を得て、一同意気揚々と凱旋した。

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作品データ

原題
Life Begins in Colege
製作年
1938年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1938年
製作会社
20世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社