ぼくを探しに:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ぼくを探しに
ぼくを探しに
3.4

ぼくを探しに

2014年8月2日公開、106分
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「ベルヴィル・ランデブー」「イリュージョニスト」のシルヴァン・ショメ監督による初の実写長編作品。幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができないまま大人になった男が辿る不思議な記憶の旅を描く。出演は『美しき棘』のギョーム・グイ、「最強のふたり」のアンヌ・ル・ニ、「なまいきシャルロット」のベルナデット・ラフォン、「母の身終い」のエレーヌ・ヴァンサン、「メーヌ・オセアン」のルイス・レゴ。

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ストーリー

幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができなくなり、過去の記憶を封印したまま33歳の誕生日を迎えたポール(ギョーム・グイ)は、今朝も悪夢で目が覚めた。母はとても優しくて美人だが、プロレスラーだった父は野獣のように乱暴でおっかない。夢に出てくるのはいつもそんな両親のことばかりであった。ポールを育ててきたのは、ダンス教室を経営する風変わりな姉妹の伯母アニー(ベルナデット・ラフォン)とアンナ(エレーヌ・ヴァンサン)。二人はポールのピアノの才能を伸ばし、世界一のピアニストに育てようと必死だったが、ポールは伯母たちの教室を手伝い、ピアノを練習するだけの孤独な日々を送っていた。そんなある日、ふとした偶然から、ポールは同じアパルトマンに住むマダム・プルースト(アンヌ・ル・ニ)と出会う。部屋いっぱいに植物を育てているマダムは、ポールに不思議なハーブティーを勧め、一口飲むとポールの頭の中には赤ん坊の頃の幸せな記憶が奇妙な夢のように浮かび上がってくる。そのハーブティーには、失われた記憶を呼び覚ます不思議な効果があった。その日からポールは伯母たちに隠れてマダム・プルーストの秘密の部屋をたびたび訪れるようになる。ハーブティーを飲み、記憶を遡るうちに固く閉ざされた心が少しずつ開放されていくポール。だが同時に、父が母に乱暴する痛ましい記憶も甦ってくるのだった。そんな中、ポールの行動を怪しみ始めた伯母たちは遂にマダム・プルーストの存在を嗅ぎつけ、マダムの部屋に怒鳴り込んでくる。自分の人生を取り戻すため、勇気を振り絞り最後のハーブティーを飲むポールだったが、そこには予想外の真実が待ち受けていた……。

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2014/6/23(月)更新

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作品データ

原題
ATTILA MARCEL
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
フランス
配給
トランスフォーマー
初公開日
2014年8月2日
上映時間
106分
製作会社
Eurowide Film Production=Pathe=France 3 Cinema

[c]2013 EUROWIDE FILM PRODUCTION-PATHE PRODUCTION FRANCE 3 CINEMA-APPALOOSA DEVELOPPEMENT
[c]キネマ旬報社