君が生きた証|MOVIE WALKER PRESS
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君が生きた証

2015年2月21日公開,105分
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銃乱射事件で亡くなった息子が遺した楽曲を歌い継ごうとする父親と、その歌に魅了されたミュージシャン志望の青年との出会いを描く人間ドラマ。『ビッグ・フィッシュ』のビリー・クラダップが父親役を演じ、青年役のアントン・イェルチンとともに吹替えなしで歌とギターの腕前を披露する。ウィリアム・H・メイシーの初監督作。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

銃乱射事件で大学生の息子ジョシュを失ったサムは、会社を辞めて荒んだボート暮らしをしていた。別れた妻から渡されたジョシュが書き溜めていた自作曲のデモCDを聴き、サムは息子が何を感じ暮らしていたのかを知るように。サムはライブバーでジョシュの曲を歌い、その演奏に魅了されたという青年クエンティンとバンドを組むことに。

作品データ

原題
RUDDERLESS
映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
アメリカ
配給
ファントム・フィルム
上映時間
105分

[c]2014 Rudderless Productions LLC. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2015/3/14

    亡くなった息子の墓に中傷書きがある。え?加害者だったの。葬式に人、集まっていたし、事件前普通に父子で電話での会話していたではないか!なにより人に涙を浮かばせる歌詞、関心寄せる音色、これは被害者が作っていたものと思うでしょっ。 エリートサラリマンだった父は息子の歌で180度変わる。歌に魅かれたメンバーたちやそれに関わる人々と、サラリーマン時代とは全く違う生活。それは今はもういない息子との対話、自身が見落としていたものを見つけた感覚。 本音は口では言えないけれど、詞ならひょうげんできるってこと。 息子の恋人の言い分も分かる。被害者であったら全く話は違っていた。 映画は事件をメインに扱ってはいない。あくまでサムが中心。プラス、歌で一目ぼれしたクエンティン。徐々に2人の間の空気が緩み始める。 メインボーカルは彼らと思うが、ベースもドラムも激しく一緒に歌う。皆、この歌に共感しているのだろう。W=H.メイシーの監督、悪くない。いや、良い。地味なcastingだがそれが功を成す。脇のR.フィッシュバーンといい、容姿もナイスな本人も爪が甘くない。ガールズのリクエスト、Barで盛り上がる所も気転が効いている。マル〇。

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  • rikoriko2255

    5.0
    2015/1/30

    これは、どこまで語って良いのか、ちょっと公式とかで確認したけど、多分語ってはいけない事があるんだ。 だからそこを伏せたまま語らないといけない。 私にもサムの息子と同じ21歳大学生の息子がいる。 サムと同じ、冗談を言い合ったり仲の良い親子だと思っている。 でも彼の総てを知っている訳じゃ無いし、彼を取り巻く世界や、感じていることを知らない。 ある日、息子を失って。世界が壊れたサム。 元妻の言う通り、彼は逃げて隠れていたんだ・・と、途中で知る。 墓にも行けず、遺品も受け取れず、一度は捨てようとする。 だけど、ジョシュは歌を残していた。その切ない曲と詩で、サムはジョシュの世界を知った。 感じていたことや心のトーンとか。何かを与えそびれたか、何かを奪ったか、何かをしてあげられなかったか。 そんな時に現れて、ジョシュの曲に共感し歌ってくれた青年クエンティンは、素直で、不器用で、不幸で。 その若者を通して息子に近づける気がしたのかな・・息子と出来なかった事をして、楽しかったと思う。 クエンティンを傷付けたくなかったよね。彼に救われたから。 初めて墓を訪れて私達と一緒に衝撃を受けて。事件と向き合って、初めて泣き崩れて。 そしてちゃんと受け止めて、息子のメッセージを伝えて。 何が出来たか、何が出来なかったのか、解らないけど。 どの親にも解らないんじゃないかな・・ 彼らには彼らの世界が有って。でも親の一部でも有って。幸せであって欲しいと願う。 サムがどんなに辛いか想像できる。 だけどサムはちゃんと受け止めたんだと思う。 大切な息子を失った。それでも大切な、自分の息子だと。 ・・2回目見てきました。 先行上映で観た時は切なくも微笑ましく曲を聴き、途中でただただびっくり。衝撃を受けた。2回目の今日は、最初から起きた出来事に思いを馳せながら見る。父の嘆き。周囲の対応。全てが腑に落ちる。そして息子の歌詞の深さが一層染みる。2回は見るべき! それは置いておいて、とにかくAntonは可愛い。 首に鈴付ける役目は是非私に~~とか、「サムの大遅刻が嫌い~♪」って上目遣いで歌うお顔とか。 クエンティンの存在はどんな親でどんな環境でも素直でいい子に育つことも出来るって存在価値だよね。親がどうとかどんな環境とか言えない。共通する音楽の感性を持っている二人だった。 『アトランティスのこころ』『最高のともだち』『チャーリー・バートレット~』等、複雑な母と二人の健気な役が子役の頃から多いAntonです。

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