ジミー、野を駆ける伝説|MOVIE WALKER PRESS
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ジミー、野を駆ける伝説

2015年1月17日公開,109分
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「天使の分け前」のケン・ローチ監督が、1930年代のアイルランドを舞台に、庶民のために戦った無名の活動家ジミー・グラルトンの姿を描いたドラマ。出演は「めぐり逢う大地」のバリー・ウォード、「Hamlet」のシモーヌ・カービー、「恋人たちのパレード」のジム・ノートン。カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1932年、国を分断した悲劇的な内戦終結から10年を経たアイルランド。アメリカで暮らしていた元活動家のジミー・グラルトン(バリー・ウォード)が、10年ぶりに祖国の地を踏み、リートリム州の故郷に帰って来る。かつて地域のリーダーとして絶大な信頼を集めたジミーは、気心の知れた仲間たちに歓待され、昔の恋人ウーナ(シモーヌ・カービー)とも再会。彼の望みは、年老いた母親アリス(アイリーン・ヘンリー)の面倒を見ながら穏やかに生活することだった。しかし、村の若者たちの訴えに衝き動かされ、内にくすぶる情熱を再燃させたジミーは、ホールの再開を決意。仲間たちも協力を申し出る。かつてジミー自身が建設したそのホールは、人々が芸術やスポーツを学びながら人生を語らい、歌とダンスに熱中したかけがえのない場所だった。やがてジミーの決断が、図らずもそれを快く思わない勢力との諍いを招いてしまう……。

作品データ

原題
JIMMY'S HALL
映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
イギリス アイルランド フランス
配給
ロングライド
上映時間
109分

[c]Sixteen Jimmy Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Element Pictures, France 2 Cinema, Channel Four Television Corporation, the British Film Institute and Bord Scannan na hEireann/the Irish Film Board 2014 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2015/1/27

    この人物、実在していたそうな。アイルランド人たちも知らない人がほとんどだそうな。
    人々の切望を皆を引っ張って、達成しようとする。暴力なしの丸腰。理にかなった行動。だから、神父やらの私欲丸見えな卑劣な行為は明らか。ジミーやホールを倒そうとより必死。実に醜い、実に嘆かわしい。
    完全にどっちがクロかわかりますよね。
    それでもジミーは神父に話、むしろ自分たちの輪に入っていただきたいと歩み寄り。それなのに神父ときたら…

    ラストのこの国を担うであろう若者が追ってきた。ちょっと泣けそう。青春というか、ジミーが静かにかっこいいのである。リーダーであっても、傲慢さのかけらもない。こういう人望厚い人間って実際非常に少ない。だから人は魅了される。

    K.ローチのプロレタリアに対する熱意は毎回頭が下がる。加えて今回はアイルランドの文化を映す。まず、目に飛び込むのはアイルランドと言えば、グリーン、エメラルドグリーンが美しい。そしてアイリッシュダンス(リバーダンス観に行こう)に音楽。今でもコスモポリタン化しすぎないアイルランド、郊外には時を超えても緑がいっぱいだ。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2015/1/20

    『麦の穂をゆらす風』を思い起こしてしまいます。
    あれからちょうど10年後のお話。

    あの時代も不幸だったけど、自由の無い、この時代も不幸だ・・
    というか、長い歴史の中で、いつもイギリスに虐げられてきているんだよね。

    でも、10年前の戦いも無駄じゃないし、ジミーが今回したことも、若者たちにたくさんの道を示した。可能性や夢を託した。
    決して無駄じゃ無かった。

    でも、ジミーたち見ていると、排除されても排除されても京に入り込んできていた長州藩、幕末の頃と被る。

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    ネタバレあり
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