ダブルマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ダブルマン
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ダブルマン

1967年9月24日公開
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ヘンリー・S・マックスフィールドの原作『スパイの遺産』から、フランク・ターロフとアルフレッド・ヘイスが脚色、「大将軍」のフランクリン・J・シャフナーが監督したスパイもの。撮影は、「銃殺」のデニス・クープ、音楽をアーニー・フリーマンが担当している。出演者は「トリプルクロス」のユル・ブリンナーの2役、「紳士泥棒 大ゴールデン作戦」のブリット・エクランド、「カレードマン 大胆不敵」のクライヴ・レヴィル、「クロスボー作戦」のアントン・ディフリング、「お呼びの時間」のロイド・ノーランなど。

ストーリー

アメリカ情報局のダン・スレイター(ユル・ブリンナー)は、もと情報部員で親友のウィートリー(クライヴ・レヴィル)から、息子がスキー事故で死亡した、という電報を受け取った。これは、東ベルリン秘密情報機関本部の罠であった。バートホルド大佐(アントン・ディフリング)とその部下マックス、グレゴリーの3人がたてた秘密計画だった。スレイターをヨーロッパまでおびきよせ、殺害したうえで、顔も姿も特徴も、くせまでとった偽物を、CIA本部に送りこませアメリカの機密を東側にとろうというのだった。偽のカールマー(ユル・ブリンナー)の支度がととのったのだった。CIA保存の、スレイターの身分証明書が、カールマーのと入れかえが成功したのだ。息子の葬儀が終わり、ホテルに帰ったスレイターは、自分の旅行鞄の中に、息子のアノラックが入っているのを発見した。その胸のあたりには血痕のついた穴があいていた。息子は事故死ではなく、殺害されたのだ。スレイターは単身、捜査を開始した。事故の目撃者ジナ(ブリット・エクランド)に会ったスレイターは、事故の日の朝、ケーブルカーにグルナーという男が乗っていたことを知った。スレイターはグルナーを追った。しかし、逆にグルナー一味に捕まってしまった。グルナーはマックスであった。一方、スレイターの上司エドワード(ロイド・ノーラン)は、スレイターの身を案じ、チューリッヒ駐在のCIA局員ミラーをスレイターの応援に派遣した。ミラーはスイスに飛んだ。そこでウィートリーに会い、偽のカールマーをスレイターと思い彼と一緒に帰ることになった。スレイターは、その隙をついて脱出した。それを知ったカールマーは、ミラーの制止をふり切ってスレイターを追った。ケーブルカー切換え所で対決した2人。驚いたのは、ミラーとウィートリーだった。そこへ、バートホルド、マックスなどもかけ込んで来た。大乱闘と銃撃戦が展開された。ミラーは傷を負ったが、ウィートリーの目ざましい働きで、カールマーは射殺され、マックス、グレゴリーは倒された。

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作品データ

原題
The Double Man
製作年
1967年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1967年9月24日
製作会社
ワーナー・ブラザース映画 セブン・アーツ映画


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