ダンサー(1987):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ダンサー(1987)
ダンサー(1987)
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ダンサー(1987)

1988年4月16日公開、99分
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失ってしまったバレエへの情熱を取り戻そうとする演出家兼ダンサーと、彼に憧れる若いバレリーナとの愛と芸術への思いを描く。製作総指揮はノラ・ケイとジャック・ブロドスキー、製作はメナハム・ゴーランとヨラム・グローバス。監督は「摩天楼はバラ色に」のハーバート・ロス、脚本はサラ・カーノチャン、撮影はエンニオ・グァルネッリ、美術はジャンニ・クァランタ、衣装はアドリアナ・スパダロ、バレエ・コスチュームはアンナ・アンニとエンリコ・セラフィニ、音楽はピノ・ドナジオ、ジゼル作曲はアドルフ・アダムが担当。出演は「ホワイトナイツ 白夜」のミハイル・バリシニコフ、ジュリー・ケント、「ニジンスキー」のレスリー・ブラウンほか。

ストーリー

脚を痛めたダンサーの代わりに映画「ジゼル」に参加するためにアメリカからやって来た17歳のリサ・ストラッサー(ジュリー・ケント)は、期待に胸をはずませて南イタリアの小さな空港に到着した。映画の演出家でアルブレヒト役のトニー・セルゲイエフ(ミハイル・バリシニコフ)はリサにとって憧れの芸術家であり、トニーもまたリサの初々しさに惹かれた。だがトニーは華やかな女性遍歴でも知られており、先輩ダンサーのナディーン(レスリー・ブラウン)もリサに「彼には近づかない方がいい」と忠告する。にもかかわらず、トニーに対する感情が尊敬から恋に変わっていったリサは、「ジゼル」撮影の当日、トニーと後援者であるパラディオ伯爵夫人との結婚が書きたてられたゴシップ誌をみてショックに打ちひしがれる。「ジゼル」の王子アルブレヒトと村娘ジゼルの恋物語が余りにも自分の置かれている状況と似ているのに耐えられなくなった彼女は、劇場を飛び出してしまい、海に身を投げる。彼女の後を追い、「おまえが殺したんだ」と責められるトニーだったが、撮影のために劇場に戻る。第2幕、ジゼルの亡霊が現れるシーンで、その姿がリサと重なった。愛する者を失った哀しみ、亡霊の姿とはいえジゼルと再会できたアルブレヒトの喜びを、トニーは踊りにこめた。「ブラボー!」の歓声が、一斉にスタッフの間から巻き起こった。実は死んではいなかったリサが、いつの間にか戻って来てトニーに声をかけた。お互いの気持ちを確かめあいながら、見つめ合う2人。そこには、新たな関係が芽生えつつあった。

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作品データ

原題
Dancers
製作年
1987年
製作国
アメリカ
配給
松竹富士
初公開日
1988年4月16日
上映時間
99分
製作会社
キャノン作品


[c]キネマ旬報社