男子入用:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
男子入用
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男子入用

1932年公開
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パラマウントからワーナー・ブラザースへ転社したケイ・フランシスの第二回主演映画で、ロバート・ロードが書卸した原作により「夜の看護婦」「オフィスワイフ」のチャールズ・ケニヨンが脚色、「最後の偵察」のウィリアム・ディーターレが監督、「国際盗賊ホテル」「天国の一夜」のグレッフ・トーランドが撮影した。助演者は「最後の偵察」「キスメット(1930)」のデヴィット・マナース、「琉球大学」のアンディ・デヴァイン、「陽炎の春」「マルタの鷹(1931)」のユーナ・マーケル、「ルンペン紳士」のガイ・キッピー、ケネス・トンプスン、ヴァージニア・セール、クレア・ドット等。

ストーリー

ニューヨークの雑誌界に一流の地位を閉める「文化雑誌」の編集長はロイス・エイムスという艶麗な年若い女性であった。良人のフレッドは典型的な有閑紳士でポロ競技の名手である他にはただノラクラ遊び暮らすというだけで活動的な妻ロイスとは全然肌合いが違っていた。大学を出たばかりのトム・シェリダンは運動具店に勤めていたがフォトしたことから「文化雑誌」に勤めるようになりロイスの秘書となる。彼は進取の気象に富んだ青年であったので間もなくロイスは彼を片腕とも頼む様になった。トムには婚約のルースという娘があったが我儘な娘なので彼は知らず知らず彼女をロイスと比較して考えるようになった。ロイスの方も良人の生活態度を考えるうちに次第に憂鬱を感じて来た。彼女は良人の趣味を学ぼうと努力するが素より生来の性質のなさしめる所、どうにも同化出来なかった。良人のフレッドは遂に離婚を決心する。その頃トムもこれ以上ロイスの下に働くことは危険であると知ってルーズと結婚しようと決心し、辞職願いを出す。その夜フレッドは離婚の意志をロイスに語った。ロイスはかくして一人残される。事務の引継ぎのためにトムは依然として「文化雑誌」に働いていたが最後の日になってロイスは彼を破約返すに忍びず、色々とことを構えて彼を事務所に引き止める。ルースは約束の晩餐にトムが現れないのでロイスの事務所に怒鳴り込み婚約を破棄する。この時ロイスが離婚したことを初めてトムは知る。二人は全く自由な身になった。気質の合った二人である。結び合いはされることに異存のある筈がなかった。

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作品データ

原題
Man Wanted
製作年
1932年
製作国
アメリカ
初公開日
1932年
製作会社
ワーナー・ブラザーズ


[c]キネマ旬報社