男性NO.1(1935):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
男性NO.1(1935)
男性NO.1(1935)
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男性NO.1(1935)

1935年公開
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「小連隊長」「宝島(1934)」のライオネル・バリモア、「俺は善人だ」「ダイヤモンド」のジーン・アーサー、「麦畑を荒らす者」「スピード花嫁」のチェスター・モリス、ブロードウェイの舞台から来た映画初出演のジョセフ・カレイアが共演する映画で、「空軍の覇者」「原始人」のJ.ウォルター・ルーベンが監督に当たった。原作は監督者ルーベンがウェルズ・ルートと共作し、「南海の漁火」「霧笛の波止場」のウェルズ・ルートが脚色した。助演者は「深夜の星」のポール・ケリー、「宝島(1934)」のルイス・ストーン、ポール・ハースト等で、キャメラは「復活(1934)」のグレッグ・トーランドの担任。

ストーリー

「紫団」というギャングがアメリカ合衆国を又にかけて強奪強盗殺戮を逞しうしている。毎日の新聞は血生臭い記事ばかりである。しかも「紫団」は何処を巣窟としているか、その首領が何者であるか、も判然しない。司法省特別警察の捜査本部は最後の手段として、目下刑務所に服役中のソニイなる囚人が紫団の大物らしいので、部員中の腕利きフェフ・クレインを囚人に仕立てて投獄し、ソニイと同じ室に入れる。ジェフは機を見てソニイと共に脱獄した。が、追跡されてソニイは胸部に重傷を受けた。ソニイは配下の1人の住処に隠れ、紫団お抱えの医師でドクトルと呼ばれる大酒のみの老人をジェフに迎えに遣る。その帰途豪雨に逢い、ジェフはドクトルと共にホテルに避難するが、その時テレサという美人と知り合う。彼が持っていた写真から、テレサはソニイの実妹である事が判り、テレサは2人と同行してソニイの許へやって来る。運命はジェフとテレサを恋し合う仲とした。ソニイの傷が治り、彼が活動を始める時を期して、ジェフは本部と連絡を取り、紫団を一網打尽にする計画であった。所が、ソニイとテレサの兄妹喧嘩に余計な手出しをした為にジェフはソニイの許から追い出されてしまう。この為紫団検挙の手筈が狂い、ジェフは司法省でも首になる。しかし発奮したジェフは奇智をもってドクトルを欺き、ドクトルと共に紫団の巣窟のカフェに赴く事が出来た。ジェフの報告で特別警察隊はカフェを包囲し、紫団を掃討したが、悪運強いソニイは身を以て逃れた。しかもソニイは変貌手術を受け、指紋を潰してしまったので全国警察の必死の捜査も空しかった。当局はついにテレサの名を偽って新聞広告を出し、ソニイをテレサが勤めている劇場におびき寄せる事に成功した。そしてソニイが劇場を出る所を擁して、ジェフは凶漢を射殺した。しかし彼自らも重傷を負った。ジェフを兄の仇敵と恨んでいたテレサも愛には勝てず、ついに正義の使徒ジェフの求婚を承諾した。

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作品データ

原題
Public Hero No. 1
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社