佐藤浩市
ミカミヨシノブ
横山秀夫のベストセラーを前後編の2部作として映画化したミステリーの前編。わずか7日間しかなかった昭和64年に発生し、未だ未解決となっている少女誘拐殺人事件の解明に挑む刑事と、彼を取り巻く人々のドラマが描かれる。佐藤浩市が事件解決に挑む刑事の三上を演じるほか、対立する記者に瑛太など、ベテランから若手まで実力派が勢ぞろいした力作。
※結末の記載を含むものもあります。
昭和64年、少女誘拐殺人事件が発生し、事件は未解決のまま迷宮入り。県警最大の汚点と言われるようになっていた。時効が近づく14年後の平成14年、かつて事件を担当していた刑事の三上は警務部広報室の広報官へ異動となる。記者クラブとの確執や、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、かつての事件をなぞるような新たな誘拐事件が発生する。
ミカミヨシノブ
スワ
ミクモ
ミカミミナコ
メサキマサト
ヒヨシコウイチロウ
テジマ
カキヌマ
ムラクシミズキ
モチヅキ
ウルシバラ
ヒヨシマサエ
ミクラ
クラマエ
ミカミアユミ
イシイ
オチアイ
ツジウチキンジ
アカマ
アラキダ
フタワタリシンジ
コウダカズキ
アキカワ
アマミヤヨシオ
マツオカカツトシ
監督、脚本
原作
主題歌
脚本
音楽
エグゼクティブプロデューサー
企画
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
共同プロデューサー
ラインプロデューサー
撮影
美術
照明
録音
編集
スクリプター
装飾
スタイリスト
ヘアメイク
VFXスーパーバイザー
サウンドエフェクト
助監督
制作担当
[c]2016 映画「64」製作委員会 [c]キネマ旬報社
とても説得力のある作品だった。 佐藤浩市さんはじめ役者陣の演技も素晴らしい。 前編と後編を分けずに一気に観たいと思えて、ココから離れたくないと思った。 なのに… どうしてエンドロールの前に後編の予告編をやるんですか? エンドロールで帰ってしまう人がいるから? 予告編がなくても充分に観たくなる作品なのに… エンドロールも作品と考えている私は悲しかったです。 だから-☆2
【賛否両論チェック】 賛:自らも傷を抱える主人公が、かつて家族を失った遺族の事件の真相を知るべく、孤軍奮闘する姿が印象深い。次第に暴かれていく警察側の隠ぺいや覇権争いにも、改めて考えさせられる。 否:登場人物が複雑に入り組むので、気をつけないと人物関係がついていけなくなりそう。後編に謎も残る。 自身も“家族の失踪”という苦悩に耐えながら、かつて少女を救えなかった事件の傷跡を埋めるべく、広報官という立場から奔走する主人公の姿が、非常に痛々しく映ります。クライマックスでの、記者クラブで啖呵を切るシーンなんかは、観ていて圧倒させられます。 そしてそんな彼が、無情にもその事件を利用しようとする警察上層部の覇権争いに巻き込まれていく様も、また切ないです。次第に明らかになっていく事件の裏側の真実にも、改めて考えさせられるものがあります。 それから本作では、何といってもキャストがとっても豪華です。ちょっとした役でも 「えー、この人!?」 ってなります(笑)。それくらい豪華な布陣にも注目です。 後半に向けて謎は残りますが、気になるグロシーンもありませんので、ミステリー好きな方には是非オススメです。
原作が大好きで、ピエール瀧主演のNHKドラマも観て もちろん映画も観なきゃってことで・・・ 原作、テレビ、映画それぞれの良さを感じることができます。 前編は広報官としてマスコミとの対立が中心となっていて 警察モノらしからぬ内容が楽しめます。 映画の主役は佐藤浩市で、かなりカッコいい広報官として描かれてますが 原作に近いのはテレビ主役のピエール瀧なんでしょうね。 でも、映画にするなら佐藤浩市じゃないとってとこでしょうか。 おもしろいのが新聞記者の中心となる秋川が テレビでは永山絢斗、映画は瑛太ってことで 兄弟で同じ役を演じているのが面白い。 当たり前かもしれないけど、雰囲気が似ていて 原作の秋川の印象にも兄弟そろってピッタリです。 後編は64事件の模倣誘拐事件の捜査ってことで 前編とは、ガラッと変わってスピード感のある スリリングな作品になるでしょう。 後編楽しみです。
わすか7日間の昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」 この未解決事件の時効まであと1年と迫り、謎が少しずつほつれ始めた矢先に、「ロクヨン」に模した誘拐事件が発生するまでを豪華キャストで描いた前編!評判どおり見応えがありました。 とはいえ、 記者クラブとの葛藤が半分を占めているので、予想外の展開だったことは否めませんが、その分、瑛太の素晴らしい「トガりっぷり」が堪能できます。 いまから後編が楽しみです。予告編でも瑛太トガってたなぁ~
みな主役を張ってもおかしくないほどの豪華キャスト!! でも今回は佐藤浩市にスポットを当てすぎな感じ!? そのせいか、最近よく刑事役をやる三浦友和の出番が少なかったような………………………….。 もっと誘拐事件のことに触れると思ったのに、なんか警察の内部事情というか、汚職のようなものが…….って感じで……………。 評価は高い方多いようだが、自分的にはちょっと睡魔が襲ってきた。