日本のいちばん長い日|MOVIE WALKER PRESS
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日本のいちばん長い日

2015年8月8日公開,136分
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混迷極める太平洋戦争末期の日本において国の行く末を模索する人々の姿を描いた、半藤一利のノンフィクション小説を映画化。陸軍大臣、天皇陛下、総理大臣など閣議に参加した人々の姿と、クーデターを企む青年将校たちの姿が描かれる。監督は『駆込み女と駆出し男』など、人間ドラマに定評のある原田眞人。

予告編・関連動画

日本のいちばん長い日

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

太平洋戦争末期の1945年7月。連合国は日本に対し、無条件降伏を求めるポツダム宣言の受諾を要求。降伏か本土決戦かを巡って連日連夜、閣議が開かれるが、結論は出ないまま。やがて、広島と長崎に原子爆弾が投下され、事態はさらに悪化。阿南陸軍大臣、天皇陛下らが苦悩する中、終戦に反対する青年将校によるクーデター計画が発覚する。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
日本
配給
アスミック・エース 松竹
上映時間
136分

[c]2015「日本のいちばん長い日」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    4.0
    2020/7/19

    どんな集団にも自らの利権を守ろうとする本能があるわけです。

    もちろん旧・帝国陸軍なんてのはその最右翼。
    彼らにとって、人を殺すことが利権なんですな。
    もちろん、本人たちはこの真相に気がついていないのでしょうけどね。

    てなわけで、陸軍の若い軍人たちの本能を巧みに潜り抜けながら、終戦に持ち込もうとする老練な人たちの手腕を鑑賞する映画と言えるでしょう。

    単純な若さよりも、百戦で錬磨された老練な者たちが勝つというのは、ある意味、爽快なテーマでありますね。
    そのテクニック、けっこう勉強になったりしました。
    戦闘シーンもごく少ないですが、切腹のシーンだけはちょいとグロいかも知れません。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    矢口渡

    3.0
    2018/8/10

    この作品を、フィクションと見るか、ノンフィクション風に作ったかで評価が分かれるかもしれない。よくできていると思う。その中で、阿南惟幾の姿を、新しく描きたかったのか。ある面、クーデターを自分の身を捨てることで救ったというストーリー。ただ、もっと無骨な感じの阿南や、もう少し孤高感のある天皇や、老骨に鞭打つ総理の方が、シンプルで感情移入はしやすい。また、あえてモノクロ映画で見せても良かったかも。前作の三船 阿南でなく、新しいイメージの阿南を役所広司で作りたったんだろうと感じた。松坂桃李と、嵐芳三郎、大場泰正らが、印象に残った。

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  • rikoriko2255

    ぼうしゃ

    4.0
    2015/9/12

    いわゆる終戦前夜に起こった「宮城事件」をテーマにした同名のノンフィクション小説の映画化作品。「宮城事件」そのものについてはwikipediaを始めとした資料を見た方が早いのですが、この映画では、そこに至る将校の動き、そしてそれを牽制する陸相阿南惟幾に軸足をおいているように感じます。二二六事件を生き残った鈴木貫太郎のエピソードを始め、昭和史について若干の知識を必要としますが(その点説明はないので不親切です)、しかし特筆すべきは俳優の競演。邦画もやればできるじゃん!と思った映画です。

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  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    4.0
    2015/8/31

    これまで明らかになった史実に、ほぼ忠実に作られていて、勉強になります(昭和天皇の人物像描写については、史実に反して美化しているという異論も出そうですが)。
    ただ、それだけの歴史解説にとどまらず、史実を曲げない範囲でドラマとしてきっちり作っている点が見事。ドラマとしては、玉音放送当日の朝、割腹自殺した陸軍大臣、阿南惟機(あなみ これちか)の最期の日々が軸となっています。
    下手な芝居を求めないクールな脚本と、大げさなことを一切せずに主人公の苦悩を演じきった役所広司の演技が見事。

    そして、焼け野原となった東京で行われていたにも関わらず、新型爆弾が核兵器だったことも知りながら、国民の惨状など他人事のような閣議の描写。彼らにとっての平和とは、国民の命の話ではなく、本作の台詞でも頻繁に出てきた「国体護持」であったことがよく分かります。

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  • rikoriko2255

    kin_chan

    3.0
    2015/8/23

    太平洋戦争は日本の敗戦濃厚が早い段階(1944年)から明らかだった…。
    だが、一矢を報いてからでないと有利に終戦処理ができない…。天皇制(国体護持)を守れるのか…。
    にこだわり、ずるずると終戦の決断ができないでく…。

    3国同盟の盟主ドイツが降伏し、ポツダム宣言が発せられても、まだ「国体護持」が心配などと、ずるずると決断を引き延ばす中で広島や長崎の原爆投下。

    映画では、軍部の独走との駆け引きなどスリリングな展開を見せてくれます。
    でも、史実としては遅すぎたポツダム宣言受諾の決断だったですね。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2015/8/21

    この作品は、もちろん、役所広司によるところが大きいけど、私は、敢えて本木雅弘を押したい。これまで天皇陛下がきちんと描かれることがなく、陛下が何をお考えになり、どう言われたかということが分かったことだけでも大きいと思う。
    博物学者としての陛下は、サザエの学名をきちんと原語で言えるだけの教養をお持ちで、また、国民の命、日本の将来を本当に心配されていたということだけでも、今日この映画が上映される意味はあると思う。
    役所広司は、もちろん現代日本の誇る俳優であることは論を待たないが、あまりにうますぎて、本当かなあという部分もありますね。山崎務、堤真一も、同様。
    松坂桃李は、これまでの作品からすると、ちょっと、期待外れかな。言動に筋道が立っていない気がするけど。
    ともかく、戦後70年。やはり一度は原点に立って、日本のあり方を見直すべきでしょうね。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    3.0
    2015/8/18

    お盆休みも終わった平日にも拘わらず、映画館は高齢者で満席!席までたどり着くのもやっと・・・という方も多かったです。
     作品は前評判通り見ごたえのある作品でした。この歴史的一日を知っている人も知らない人も観るべき映画だと思います。
     ただ最近、やたら切腹役の多い役所広司には正直「飽き飽き」です。別の俳優でもよかったのではないでしょうか・・・?
     今回は玉音放送後、鈴木貫太郎総理大臣が総辞職を決断するところで終わっていますが、実はこの後、8月22日までの7日間が大変なことだったと先日のNHKスペシャルでやっていました。ぜひ、続編としてその「7日間」の映画化を熱望するとともに監督は原田監督でお願いします!!!

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2015/8/11

    【賛否両論チェック】
    賛:“終戦”という困難な決断を迫られる中、国を守るために奮闘する主人公達の苦悩や、己の信念のために次第に暴走していく青年将校の姿など、大局に立たされた人間の本質を思い知らされる。
    否:史実だけに、話そのものはかなり難解で、セリフも難しい。緊迫感も伝わりにくく、知らない人や関心のない人には、非常に退屈。

     個々の命が軽んじられる戦争の悲惨さと、そんな戦争を終わらせるという困難な決断を迫られた人間達の、それぞれの人間性の本質が伝わってくる、そんな作品です。 国を守るために命を懸けた者や、自らの信念に従って戦い続けようともがく者、そして周りに振り回されながらも、平和への思いを持ち続けた天皇。戦争という大局を描きながらも、1人1人の生き様にドラマがあり、深く考えさせられます。
     反面、太平洋戦争に関する予備知識がないと、訳が分からないままなんとなく終わってしまう感じで、退屈なことこの上ないと思います。また、セリフもやや難解で分かりづらく、聞き取れない会話も結構あります。
     良くも悪くも、歴史に関心がある勉強好きな方向けの作品といえそうです。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    3.0
    2015/8/8

    歴史の授業はいつも時間切れで20世紀になるならずで終わってしまっていたため、今更だが先の大戦について少しずつ勉強している。
    何故あの戦争が起きたのか。
    そして何故沖縄が占領されても広島に原爆投下されてもソ連の参戦があっても長崎に原爆投下されても、戦争を終わらせなかったのか。
    この季節に特集される終戦関連のテレビ番組も併せ見て、よく考えたいと思う。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2015/8/8

    題名から察していたのですが、やはり戦争映画でした。
    でもこれは、沢山の人々が死に、沢山の残された人々が悲しむ、それが描かれた私の嫌いな戦争映画ではありませんでした。
    戦争の勝利より、国と人々の平和を思って下さった勇気ある方々が描かれた作品でした。
    「この一日があったから今がある」とまで思いました。
    始まってすぐに引き込まれ、正座して観なければならない、そんな気持ちにさせてくれました。
    何故なのでしょうか…
    脚本…監督…役者…映像…
    難しい事はわかりません。
    重い映画です。
    でも、良い。

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