フェデリコという不思議な存在:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フェデリコという不思議な存在
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フェデリコという不思議な存在

2015年6月27日公開、93分
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ローマにやって来た1939年から1993年に亡くなるまでのエピソードを中心に、再現ドラマとドキュメンタリーを交えて、映画監督フェデリコ・フェリーニの素顔に迫る。監督を務めたのは、実際にフェリーニと親しい関係にあり、「醜い奴、汚い奴、悪い奴」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したエットレ・スコーラ。

ストーリー

若きフェリーニ(トンマーゾ・ラゾッティ)は、風刺雑誌『マルカウレリオ』の編集部に職を得て、マンガを描き始める。その編集部に8年後に入社したのがエットレ・スコーラ(ジュリオ・フォルジェス・ダヴァンツァーティ)。ムッソリーニの台頭と戦争を挟んで、11歳の年齢差がありながらも、2人は編集部で一緒に仕事をした。映画の前半はフェリーニが脚本家として頭角を現してゆく姿が再現ドラマとして描かれる。後半ではフェリーニ映画の製作裏話が中心。夜、ローマをドライブしながら、他人の打ち明け話を聞くのが好きだったフェリーニ。「カサノバ」のオーディション風景など、本人も登場する実際の映像の数々。そして葬儀からフェリーニ作品が映し出されるラストへ……。

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作品データ

原題
CHE STRANO CHIAMARSI FEDERICO
製作年
2013年
製作国
イタリア
配給
パンドラ
初公開日
2015年6月27日
上映時間
93分
製作会社
PayperMoon Italia, Palomar, Cinecitta Luce


[c]キネマ旬報社