ボヴァリー夫人とパン屋|MOVIE WALKER PRESS
MENU

ボヴァリー夫人とパン屋

2015年7月11日公開,99分
R15+
  • 上映館を探す

フランス・ノルマンディー地方を舞台に、向かいに越してきた名作『ボヴァリー夫人』と同じ名を持つ夫婦と交流を深めるうちに、文学好きのパン屋の主が現実と妄想とを入り混じらせていく様子をユーモラスに描いたドラマ。「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンティーヌ監督が絵本作家ポージー・シモンズのグラフィック・ノベルを映画化した。向かいの夫人が『ボヴァリー夫人』と同じ運命をたどらないか案じるパン屋の主を「屋根裏部屋のマリアたち」のファブリス・ルキーニが、色香漂う奔放な夫人を「アンコール!!」のジェマ・アータートンが演じる。「コーラス」のブリュノ・クーレが音楽を担当し、主人公の心情を彩る。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

フランス西部にあるノルマンディー地方。マルタン(ファブリス・ルキーニ)はパリで12年間出版社に勤めた後、穏やかな生活を求めて田園風景の広がる故郷の村に戻り、家業のパン屋を継いだ。単調な日々を過ごす中、文学が唯一の彼の心の拠り所だった。ある日、向かいにイギリス人の夫婦が引っ越してきた。二人の名前は、ジェマ(ジェマ・アータートン)とチャーリー・ボヴァリー(ジェイソン・フレミング)。愛読しているフローベールの名作『ボヴァリー夫人』の舞台となった地に登場人物と同じ名前の夫婦が現れたことにマルタンの胸は騒ぎ、とりわけ小説同様に奔放なジェマから目が離せなくなる。ジェマもまたマルタンの作るパンの芳醇な香りの虜になり、ボヴァリー夫妻とマルタンは親交を深めていく。次第にマルタンの脳裏では小説の世界と現実とが入り混じった妄想が広がっていった。やがてジェマが夫に隠れ若い青年と密会するようになり、ジェマが『ボヴァリー夫人』同様に破滅の道をたどらないか案じたマルタンは、ある行動に出る……。

作品データ

原題
GEMMA BOVERY
映倫区分
R15+
製作年
2014年
製作国
フランス
配給
コムストック・グループ(配給協力:クロックワークス)
上映時間
99分

[c]2014 - Albertine Productions - Cine-@ - Gaumont - Cinefrance 1888 - France 2 Cinema - British Film Institute [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.0
  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2015/8/1

    フランス映画が好き、F.ルキーニのファンの前にフロベールの「ボヴァリー夫人」を一読、あるいは映画を観ておくべし。自身はF.ルキーニと予告でのパンがおいしそうってことで劇場に行ってしまったのだが^^; 主人公は小説と現実の成り行きを混同する上、やはり基になる物を知っておいた方が良い。なぜ現実のボヴァリー夫人に関して首を突っ込むのか、ただの好奇心バカではないようだが。 本家ボヴァリー夫人は欲深い女性である。夫の愛情が足りなく、寂しさやらで堕ちていくんだが、こちらの映画もしかり。慣れない異国の生活、仕事はあるが本人の気持ちを察してくれる人がいない。マルタンだけが知っている(?)勝手な空想もつけ加え、行く末を案じ、手紙やらパンやら脚色し彼女の運命を狂わせた張本人!Oh,la,la,la 心のどこかで楽しんでるね。 しかし懲りないね。新たなお隣さんはこれまたA.カレニナを読まなきゃならん。 ジェマは異性が好みそうです。肉感的だし。 パンもやはり美味しそう。本場は安いなぁ。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    3.0
    2015/7/18

    オシャレで雰囲気のある古い家々や、のんびりとして美しい森、美味しそうなパン。 美しくて憧れるけど、現実は厳しいようです。 田舎って、たまに行くには良いけど暮らすのは大変・・って言うけど。 色々な意味でそうなんでしょうねぇ。 退屈で、刺激が無い。 文学好きのマルタンが隣人の妄想に楽しみを見出してしまうのも仕方がないかも。 ジェマは、異国から隣の家に越してきた若夫婦・・の理想的な感じが良くてちょっとおバカで可愛い女性だし。 むしろそう言う楽しみを見出したマルタンは田舎暮らしを退屈にしない達人かもしれません。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告